悪阻(つわり)時期に、「お風呂の湯気・ドライヤーの熱風・夏の気温(熱気)」を感じると思わず吐き気を催すことってありますよね。
でも、暑さと悪阻(吐き気)には何か関係があるのでしょうか?
特に夏の暑い時期になると、ママさん達は吐き気に襲われることも珍しくありません。
では、多くのママさんが悩まされている、暑さによる悪阻(気持ち悪い吐き気)のぶり返しに対する原因や対策について知っておきましょう。
つわり中に暑いと気持ち悪さを招く3つの原因って!?
✔「お風呂の湯気」
✔「ドライヤーの熱風」
✔「夏の気温(熱気)」
これらのような「ムワっとするような暑さ」を感じると、妊娠中の多くのママさんは悪阻(吐き気)をぶり返して酷くさせてしまいます。
お風呂場や洗面所、ありとあらゆる所で吐き気がするママさんもいますし、熱気というかモワッとした空気が特にダメになることで、
お風呂に入れるのも数日に1度だけという妊婦さんも珍しくありません。
つわり中に暑さを感じると気持ち悪くなるのはなぜ!?
実は、カラダには健康のために“最適な湿度”と“最適な温度”があります。
ですが、“過剰な熱さ(暑気)”や“過剰な湿気”は妊婦にとって百害あって一利なし。
その中でも熱気が多い夏は、日常生活の中で異常な二つの気候の影響が身体中に襲い掛かり易い傾向にあります。
そのため、体調が悪化してしまい、悪阻をはじめとする数々の症状が発症しやすくなるのです。
体を動かすと体内で熱を持つように、内臓や胃腸も熱がこもることでオーバーヒートし、体内で熱を排出できずに蓄積するので、これが「暑い環境にいると悪阻で気持ち悪い」につながります。
つわりは気温の高い夏の暑い日が一番つらい4つの理由は!?
すべてのママさん(妊婦さん)が気温の高い夏の暑い日を一番つらいと感じているわけではありません。
ですが多くの先輩ママさんたち話を聞いてみると、一般的に「寒い」ときよりも「暑い」ときのほうが、悪阻がぶり返して辛いと感じているママさんは多い傾向にあります。
実は、夏の季節は気温も高く、悪阻がぶり返しやすい環境にあります。
✔「暑さによるストレスで悪阻がぶり返す」
✔「暑さによって疲労が蓄積しやすく悪阻がぶり返す」
✔「暑い日などの過剰な熱さや過剰な湿気が体内の三半規管を狂わせる」
✔「発汗などによって体内に水分が排出しやすくなり水分不足により悪阻がぶり返す」
基本的に、夏などの暑い時期は悪阻(つわり)がぶり返す原因になります。
妊娠中の悪阻が酷い時期は、ホルモンの変化によって「熱気や湿度、天気、気圧」などに敏感な体質になります。
悪阻を乗り越える方法として、なるべく吐き気を催さない環境に居るのが一番です。
もちろん、悪阻(つわり)はお腹の赤ちゃんが頑張っている証拠です。
悪阻がない方が問題な場合もあるので、お腹の赤ちゃんが順調に育っている証拠でるとまずは一安心してみましょう。
妊婦の「夏の暑い日のつわり」と「冬の寒い日のつわり」はどっち大変!?
悪阻の症状はママさんの体質によって千差万別なので一概には言えません。
ですが、「夏の暑い日のつわり」と「冬の寒い日のつわり」では、多くのママさんが「夏の悪阻が酷い」と感じているのは事実です。
暑い時期は寒い時期に比べると、「ストレス」、「疲労困憊」、「寝不足」、「体調不良」などを招きやすく、悪阻をぶり返しやすい環境にあります。
また、発汗しやすい夏の気温は、水分不足によって悪阻を酷くさせることだってあります。
こういった原因から、夏の暑い時期が悪阻を酷くさせることもあります。
もちろん、寒い時期に気温の低さから悪阻をぶり返す人もいるので、ママさんによって千差万別でしょう。
また、悪阻による吐き気を感じるのは何も暑さだけではありません。
「雨の日、気圧の変化、時間」なども関係しているので、原因と対策をしっかりと調べることが大切です。
つわり中に暑さで気持ち悪くなる2つの予防法って!?
「胃腸を労わる生活習慣を心掛ける!」
妊娠中の過酷な夏の悪阻を乗り切るためには、元気な胃腸も必須条件です。
しっかりと胃腸をケアするようにしましょう。
消化の良い食事を心掛けることはもちろんのこと、少量ずつ数回に分けて食事をとるのもオススメ。
他にも、早めに夕食を済ます、食べる量を少なくするなど、色々と工夫して出来るだけ負担を減らし、胃腸が休める時間を作ることも悪阻対策には大切です。
「小まめな水分補給を心掛ける!」
体内を巡る体液(水分)が少ないときは、体液と血液を体にとって「大事」だと思われる臓器を中心にして送りこみはじめます。
つまり、脳や心臓へ必要な分を最優先して送るのです。
これが消化器系への血流を減らしてしまうことで、悪阻による吐き気を引き起こすことにもなります。
もちろん、ママさんの体質にも左右されますが、吐き気を防止するには水分をいっぱいることが重要ポイントになる場合もあります。
ポカリスエットなどで、水分補給に気を配ってみるのも解決方法の一つなので一度試してみましょう。
暑いときに催す悪阻中はクーラーで過ごしやすい温度を設定した部屋が一番吐き気を楽にすることもあります。
なので、必要以上に身体を冷やす必要もありませんが、涼しい環境に身を置くようにするといいでしょう。
妊娠中のつわりが暑さで気持ち悪くなるのを治す解消法は!?
「お風呂の湯気」や「ドライヤーの熱風」や「夏の気温」など、妊娠中の悪阻時期は、こんな状況だとつい吐き気を催すこともありますよね。
ですが、ムワっとするような熱気や暑さに対しる対処法は一つだけしかありません。
暑さによって「吐き気」を感じのであれば、その状況を遠ざけるしか方法ありません。
なので、なるべくクーラーが効いた涼しい環境に居るのが一番なのです。
もちろん、そういうわけもいかない状況(環境)ってありますよね。
そんなときは、体をちょっとだけ冷やす「冷たい飲み物」、「アイス」、「ヨーグルトアイス」などを食べるようにするのもオススメです。
妊娠中に体を冷やすのはNGだと言われていますが、「水道水くらいのちょっと冷たい」くらいの温度であれば問題ありません。
なにより、なにより、水分不足によって暑さがダメになる悪阻のぶり返しも避けることができます。
他にも、保冷剤を「わきの下や首筋」に当てて体温を冷やす、もしくは暑さ対策になるグッズを日常的に利用してもよいでしょう。
熱気(暑い気)にやられて体内に熱がこもってしまって悪阻が酷くなることもあるので、ぜひ参考にしてみましょう。
つわりが辛い夏の暑い日にオススメの食べ物6選を紹介!
レモンやグレープフルーツなどの柑橘系果物
レモンやグレープフルーツなどの爽やかな酸味は、悪阻が酷くママさんにオススメされています。
特にレモンやグレープフルーツにはクエン酸が含まれているので、体力の消耗しやすい夏の暑い時期にオススメです。
暑さによる疲労の蓄積は悪阻をぶり返しやすくします。
実際に、悪阻中は「レモンやグレープフルーツ」などに救われたと感じているママさんも多くいます。
リンゴやパイナップルやバナナなどの甘い果物
リンゴやパイナップルも悪阻が酷い時期にオススメされています。
特にリンゴに含まれているポリフェノールは、「吐きづわり」に苦しんでいるママさんの症状を軽減すると言われています。
「食べ物を口にしても暑さで吐いてしまう」というときは、リンゴやパイナップルに頼ってみましょう。
他にも、バナナは栄養成分が豊富なことから、悪阻時期だけでなく、出産するまで取ることがオススメされている食材でもあります。
にんにく(ニンニク)は妊婦に必要な栄養満点の食材
独特な香りを放つことから、「妊娠中はニンニクの匂いがダメになる!」というママさんもおり、ニオイづわりの原因にもなるニンニクです。
しかし、実は栄養成分の観点から見てみると、妊娠中の悪阻時期にはとってもオススメな食材でもあるのです。
むしろ、すべての悪阻の症状をニンニクが解決できると言っても過言でもないほど、ママさんをサポートする栄養成分に優れています。
悪阻中にニンニクの匂いがダメでなければ、ニンニクを取り入れてみましょう。
暑さによる悪阻対策にもなりますよ。
チョコラBBでビタミン補給するのもオススメ
食材ではありませんが、チョコラbbなどのビタミン補給飲料を悪阻時期にオススメです。
実は悪阻がぶり返す原因として、ビタミンが不足することで症状が悪化するということもあります。
特にビタミンB6が不足すると、吐き気や頭痛などの悪阻症状が酷くなることもあります。
悪阻中はビタミンが不足しやすい状況になります。
そこで、チョコラbbが手軽にビタミン補給できるでしょう。
カルピスで腸内環境を良くするのもオススメ。
カルピスには乳酸菌が含まれており、これには腸内環境を良好に保つ効果が期待できます。
このことから、妊婦初期~妊娠後期までカルピスを飲み続けているママさんも多くいます。
意外にもカルピスは妊娠中に人気がある、オススメドリンクの一つとして知られています。
きゅうりで体を冷やすのもオススメ
きゅうりには、身体を冷やす作用があるのはご存知でしょうか?
暑さによって悪阻がぶり返すのではれば、キュウリを食べるのもオススメです。
実際に、キュウリは妊娠中に「食べたくなる野菜」として、多くのママさんたちに食べられています。
なにより、低カロリーなので体重を気にしているママさん(妊婦さん)たちに、とても人気がある食材でもあります。
暑さによる「つわりと夏バテ」の違いがわからない判断方法は!?
暑さによる「悪阻(つわり)と夏バテ」のどっちかわからないときってありますよね。
暑さによる「悪阻(つわり)」と「夏バテ」の症状は似ており、塀混戦な場合もあります。
基本的に下記のような症状をひとつでも感じるのであれば、悪阻(つわり)だと考えて良いでしょう。
✔食べ物の臭い匂いでは吐きそうになる
✔熱気で吐いてしまうことがある
✔体が重ダルくて、なにもヤル気が起きない。
✔胃がムカムカまではいかないが、どことなく常に気持ちが悪い
✔暑いと立ち眩みや頭痛も酷いくなる。
✔いつも眠くて、1日中眠気に襲われることもある
このような症状は「暑さによってつわりがぶり返している」が原因という可能性が高いでしょう。
もちろん、一番は産婦人科で診察してもらうのがベストだと言えます。
どちらは、わかりかねるときは検診もかねて迷わず産婦人科に足を運んでみましょう。
最近では、「夏バテだと思っていたけど、悪阻(つわり)だと気が付いて妊娠が発覚した!」なんていうママさん体験談も少なくありませんよね。
つわりが暑いと気持ち悪いのは何が関係してる?夏の暑い日はつらい?~まとめ
このページであなたのお悩みは解消されたでしょうか?
多くのママさんが夏などの暑い季節になると、「ムワっとする熱気に吐き気を感じる」などの症状に悩まされていますよね。
このページで紹介している原因や対策を知ったうえで、日常生活に役立てて実践してみましょう。
また、悪阻(吐き気)の原因は、「雨の日の気圧の変化」や「朝から夕方、夜にかけての時間経過」など様々です。
もし、本当にひどいのであれば、産婦人科で検診もかねて足を運んでみましょう。
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