妊娠中のママさんが必ずと言って通る道が「悪阻(つわり)」です。
一般的に、悪阻=吐き気という認識を持つ人が多いですが、悪阻症状は「吐き気、頭痛、怠さ、気分の落ち込み」など多岐にわたります。
ママさんによっては、「自分だけ悪阻症状は他の人よりも悪いんじゃないか?」と不安に感じることもありますが、
悪阻症状はママさんによって千差万別なので、一概にそうとも言い切れません。
もちろん、少しでも不安を感じるようであれば、すぐに病院で検診を受けるのが一番です。
では、ページを読み進めて、「つわり」に関するアンケート調査や体験などを元に、あなたのお悩みを解消していきましょう。
つわりいつから楽になってくるの!?
以前、500人のママさんを対象とした「つわりはいつごろから楽になった?」という質問をネット上でアンケート調査が実施されました。
その調査では、多くのママさんが「安定期(妊娠中期)頃につわりが楽になった!」と回答しています。
つまり、6ヶ月ごろまでの人が70%以上ことがわかりました。
この結果から、一般的に言って悪阻が楽になるのは妊娠6ヵ月経過したくらいになるということが判断できます。
妊娠1ヶ月くらいから悪阻が始まると考えると、約5ヶ月と、悪阻時期はとても長丁場なことが分かりますね。
「一体、いつまでこのひどい悪阻は続くの…」思うのは、あなた一人だけではありません。
また悪阻の症状はさまざまで、食べづわりや、吐きづわりではなく、ママさんによっては「眠りづわり」も体験するケースがあります。
眠り悪阻で苦しんでいるママさんの症状として、とても眠気が激しく、妊娠8~10週目くらいは仕事以外の時間は家事もせず、ずっと眠りに落ちていることもあります。
「つわりはいつから楽になるの!?」先輩ママ達に体験談を聞いてみた!
2人出産してますが、いずれも御産まで吐き悪阻でしたね。
産むまでは、歯みがきの度に絶対にと言えるほど吐いてました。
飲食後もかなり吐いてましたが、中期くらいには回数が少なくなりました。
悪阻と言えるかわかりませんが、他に胃痛、首が圧迫されて息が苦しいといった症状もが続きました。
生活は1人目の時は常勤で働いていたのでバタバタ。
2人目の時はパートでしたが、上の子の世話がありあれこれでドタバタしてました。
私も7Wくらいでつわりは波がありますよ。
一日ラクな日はありませんが、半日くらい気分が良い日があります。
つわりがあるのは赤ちゃんが元気に成長してるからとか耳にするので心配になりますよね。
それは違うので大丈夫ですよ。
つわりは無いに越したことありません!!
二人目ですが私は陣痛より先の見えない、つわりが辛かったですから。
私は、出産する1週間前まで悪阻がひどく、悪いときは1ヶ月ほど入院しました。
ピーク時はミネラルウォーターもダメでした。
点滴で過ごしていました。
でも、口からちょっとでもカロリーを摂るようにお医者さんに言われ、ミネラルウォーターやお茶より炭酸やジュースを飲んで、と…。
栄養成分より、まずカロリー摂取とのことです。
なので、吐いてキツイ時期、少しでも口にできるものがあるなら、それを食べていれば望ましいと思います。
吐くのが怖くて口に入れられなかったのですが、吐いてでも、ご飯を食べた方が良いみたいですよ。
辛いでしょうけど、あかちゃんが元気に成長している証拠。
ゆっくりお休みを取り、乗り切って下さいね。
どうでしたか?
このように意外にも悪阻が長引いている妊婦さんも珍しくありません。
また、出産直前までずっと吐き悪阻が続くのを経験して、元気なお子さんを出産されているママさんも多くいます。
なので、悪阻症状は千差万別なので一概に「良し悪し」が言えないものなのです。
悪阻(つわり)が酷い場合は、下記のページを参考にしたうえで、妊娠中の食べ物や飲み物にもこだわってみましょう。
食生活を変えることで、ピタっと悪阻が無くなることもあります。
つわりが12週以降も続くのは赤ちゃんが危険な証拠!?
つわり(悪阻)は12週以降も終わらず出産直前まで続いても、健康的な赤ちゃんを出産するママさんもいます。
つまり、悪阻の症状は人(ママさん)それぞれなので、明けてみないとわからない箱のようなもので、出産直前まで続く人もいますが、早い段階で楽になる人もいます。
なので、一概に悪阻が長引いたからと言って、健康状態が悪化してお腹の赤ちゃんに悪影響があると言うわけではありません。
ですが、絶対に安全と言うわけでもありません。
お腹の赤ちゃんのことも考えて、少しでも不安に感じるようであれば、面倒ですが、しっかりとクリニック(病院)に通うようにしましょう。
悪阻はママさんの体質によって、様々なので「一概に問題があるとも言えませんが、絶対に安心」とも言えないのです。
少しでも不安があるようであれば、しっかりと病院で検診を受けるようにしましょう。
妊娠中も栄養摂取は大切なので、病院に行って点滴を打ってもらいましょう。
つわり症状が楽になることが多いのでオススメです。
妊娠12週~14週までつわりに波(ムラ)があるのは危険!?
上記の内容と少し近くなってしまいますが、悪阻(つわり)はママさんによって症状が違うので、妊娠12週~14週目まで続く人もいますが、出産直前まで続くママさんもいます。
ですが、少しでも不安を感じたら検診を受けるようにしましょう。
また、下記のように多くのママさんが悪阻症状は日によってムラがあると感じているのも事実です。
✔「雨の日になると気圧の変化で悪阻が酷くなる」
✔「朝は楽だけど、夕方から夜にかけて悪阻がしんどくなる」
✔「旦那の悪臭(口臭、体臭、酒臭い匂い)で悪阻が酷くなる」
✔「寝不足になると悪阻が酷くなる」
✔「ストレスを感じると悪阻が酷くなる」
など実は悪阻症状を悪化させる要因は、日常生活のなか溢れているので、「酷くなったり、楽になったり」と日によって悪阻症状にムラがあるのは、多くのママさんが体験(経験)していることなのです。
「眠りつわり・吐きつわり」はいつからいつまで続く!?
多くのママさんが妊娠中に通るのが、「眠りつわり・吐きつわり」です。
以前行われら、500人のママさんを対象にし「眠りつわり・吐きつわりはいつまで続いたのか?」という質問をネットのアンケート調査したところ。
つわりがいつから始まったのか時期別にみていくと、妊娠5週目(妊娠1ヶ月目が過た頃)からつわりが始まるのを経験した人がトップ(22.8%)。
それ以降、妊娠6週目・妊娠4週目・妊娠8週目などは、「妊娠初期」につわりを感じ始めた方は7割以上に及ぶことが明らかになりました。
吐きづわりに関しては、お食事を口に入れるしないとは関係なく、気持ちが悪いと感じる症状のことで、アンケート調査では、2人に1人(50%)の妊婦さんがつわり症状を体験しています。
一方で眠りづわりとは、その名前の通り、眠気が症状として現れることで、これはママさんによって感じる人と感じない人がいるようです。
妊娠中、仕事がある妊婦さんは、いつでも気軽に睡眠を取ることが困難ですが、出来れば眠たいときは、横になって眠るこがおすすめです。
また、ミネラル豊富なルイボスティーを取り入れると、赤ちゃんの成長にも良いですし、悪阻軽減にも役立つと人気を集めています。
下記のページで解説しているので見ておきましょう。
つわりの一番ピークはいつ頃(何週目)が平均なの!?
ママさん500人を対象にインターネット上で、つわりのピークについてインタビューが実施されました。
すると、妊娠してから3ヶ月頃(週数:8~11週目)が54.1%と一番多い結果になりました。
次に多いのが「妊娠4ヶ月(12~15週目)」という人が29.4%になりました。
最後に妊娠2ヶ月(4~7週目)が16.5%となっています。
結果として、2~3ヶ月のにかけてピークだったママさんや、3~4ヶ月にピークだったママさんなど、人によって悪阻のピークは異なることが判明しました。
妊娠中の悪阻はママさんよって千差万別で、早い段階で楽になることもあります。
ですが、出産直前までずっと悪阻が続くママさんもいるので、一概に長いから悪いと言うわけでもないことが分かります。
また、一時的に楽になったとしても、「風邪やインフルエンザ、夏のような暑い天気、日頃のストレス」などで、急激にぶり返すことも多いので、出産するまでは精神面と健康面に負担を掛けないようにしましょう。
しかし、少しでも不安を感じるようであれば、必ず近くの病院で検診を受けるようにしましょう。
また、悪阻が酷くて何も食べられない時は、病院で点滴を打ってもらうと症状が楽になることが多いのでオススメです。
「つわりはどんな感じで始まるもの!?」先輩ママ達に聞いてみた!
1人目も悪阻で入院しました。
今回も入院しましたが、2人目よりも1人目の方がひどかったですね。
1人目は寝ても覚めても24時間一息つきつくことなんで出来なくで、毎日生き地獄でした。
やっと眠りにつけたかと思えば、脳が再び覚醒し始めた正にその時から吐きづわりのピーク再スタート。
汚い話しですが、起き掛け寝ゲロです。
携帯やテレビの画面を見ることすら辛く、ずっと吐くか寝て苦しんでいるか泣くかの生活でした。
わたしの場合、1人目入院し点滴治療などしていただいている間に、ピークの半分以上を乗りこえました。
退院後また吐き気に苦しめられ、再び悲観しました・・・
ですが、安定期入ってからは3日の内2日は体調良くて1日また体調悪くなるを繰り返し、その期間が1週間になり、と少しずつ改善されていったタイプです。
ただ、ピークは去っても中期や後期にも時々吐いたり、胸焼けしたりなどはありました。
ですが、初めの頃に比べたら全然頑張れる程度です。
つわりさえなければいくらでも出産できるなと感じる程、陣痛やお産に比べるとつわりが酷かったです。
子どもも1人いれば十分と思っていましたが、どうしてもと息子にせがまれたのとわたし自身もう1人欲しいと考えてしまいました。
でも、もう本当に今回で最後の出産だと思っています。
つわりの辛さが忘れられず、7年越しの妊娠です。
つわりのパターンはそれぞれにすが、最後までつわりが静まらない方もいるようです。
もちろん、大体の方が安定期に入るまでに、落ち着かれているみたいですね。
上記の意見(ママさんの体験談)は参考になりましたか?
悪阻の症状はママさんによって千差万別ですが、やはり苦しんでいる人が圧倒的多数だと言うことが分かります。
安定期に入るまでに悪阻が落ち着くママさんもいますが、出産までずっと悪阻が続くママさんもいます。
そこで、オススメの対処法を知っていれば、妊娠中に役立つでしょう。
働いているのにつわりで仕事にならない人がすべきことは!?
産休を取れる環境であれば問題ありませんが、取りにくい職場もありますよね。
そういったときは、まず職場の上司に相談したり、周囲の人間に相談してサポートしてもらいましょう。
働いているのに悪阻(つわり)で仕事にならないときは、第一に自分の身体を理解してもらうことが一番大切ですし、妊娠中に働くのであれば、どうしても周囲の人のサポートがなります。
なので、どうしても働かなきゃいけない環境であるならば、すべての人に告知する必要はありませんが、サポートしてもらわなきゃいけない人には告知した方が良いでしょう。
職場への告知ですが、安定期前だからと言ってもケースバイケースです。
安定期といっても2カ月ぐらい期間がありますよね。
何か身体に差しさわりがあったら至急病院に行ったり色々あるリスクもあります。
もし上司と話しづらければ、お医者様とお願いして休職や残業抑制の診断書を執筆してもらうと良いでしょう。
母子健康カード等で残業を自重するよう会社に指示をだしていただくなり、対応する方が良いと言えます。
妊娠中の所定外労働は本人(ママさん)が望めば免除されると、法律でも規制されています。
上司がまともに取り合ってくれないなら、職場で産休など担当する部署にいって担当者と上司の対応も踏まえて相談してみましょう。
つわりいつから楽になってきた?12週以降もひどくなるのは平気?~まとめ
このページであなたのお悩みは解消されたでしょうか?
妊娠中の悪阻は多くのママさんが通る道であり、その症状は千差万別です。
なので「自分の悪阻症状は他のママさんと違うのではないか?」と不安になることもありますが、基本的に悪阻症状はママさんによって違うものです。
また、悪阻が長いからと言って、健康状態が悪いとも限りません。
早い段階で悪阻が楽になるママさんももちろんいますが、出産直前まで悪阻が続くママさんもいます。
なので「問題があるとも言えませんが、絶対に安全」とも言い切れないものです。
少しでも不安を覚えるようであれば、近くにクリニックに行き、検診を受けるようにしましょう。
また、悪阻が酷くて何も食べられないようであれば、病院にいって点滴を打ってもらいましょう。
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