「つわり中に毎日のようにヨーグルトばかりだけだと危険なんじゃないのか?」思わずヨーグルトを食べ過ぎることに不安を覚えますよね。
実際に「ヨーグルトを妊娠中に食べるのは良くないことだ!」という迷信があるのも事実です。
もちろん、それはあくまでも「迷信」です。
では、ページを読み進めて、ヨーグルトを食べることは悪阻に苦しむ妊婦さんにとって、「良いことなのか?」それとも「悪いことなのか?」見ていきましょう。
また、記事の後半では妊娠中に食べるヨーグルトの1日の目安摂取量についても解説しています。
- つわり中にヨーグルトだけは吐く!?
- つわり中にヨーグルトだけを食べるのは危険!?
- 妊娠中にヨーグルトを食べ過ぎると「発達障害やアレルギー」の子供が生まれる!?
- 妊娠中のヨーグルトはむしろ妊婦にオススメ!?
- ヨーグルトには妊娠中のつわりを軽減する効果がある!?
- 妊娠中に毎日食べるヨーグルトの1日の目安摂取量は!?
- 妊娠中にヨーグルトを食べる時間帯はいつがオススメ!?
- つわりを改善するヨーグルトのオススメの食べ方5選とは!?
- 妊娠中(つわり中)におすすめのヨーグルト商品をランキングで紹介!
- 妊娠中にヨーグルトを食べると子供の性別はどっちになる!?
- 妊娠中にヨーグルトを食べると気持ち悪くて吐く妊婦もいる!?
- つわり中にヨーグルトばかりだけだと危険?オススメの食べ方はある?~まとめ
つわり中にヨーグルトだけは吐く!?
つわり中にヨーグルトの匂い(酸味)がダメになって吐くママさんもいるでしょう。
しかし、つわり中にヨーグルトばかりだけ食べること自体は危険ということはありません。
最近の研究では「ヨーグルトは悪阻中や妊娠中にオススメ」だという研究結果が報告されています。
もちろん、ヨーグルトだけ食べていると栄養が偏ることもあります。
ですが、一番悪いのは「何も食べられない、何も飲めない」と言うことです。
悪阻が酷くてヨーグルトしか食べられないときは、ヨーグルトばかり食べることは問題にはなりません。
なにより、妊娠中にヨーグルトを食べて元気な赤ちゃんを出産しているママさんがほとんどです。
つわり中にヨーグルトだけを食べるのは危険!?
つわり中にヨーグルトばかりの食生活になっても危険ではありません。
医学的な見地からすると「悪阻(つわり)が楽になってきてから、食生活や体重に気をつけるべき」と言われています。

ヨーグルトが危険というのであれば、ヨーグルトに限らずあらゆる食べ物(栄養)はグレーゾーンです。
例えば、シャンプーも無添加じゃないとガンになる可能性が高くなります。
もちろん、スーパーの野菜も無農薬でないと健康に悪いとも言えますし、ハミガキ粉も研磨剤やマウスウォッシュは癌や肝硬変の元凶になります。
卵やあらゆる食べ物は、食べ過ぎたら母子共にアレルギーの危険性を高めることもあるでしょう。

でも、基本的には妊娠中のママさんみんながそこまでは神経質に考えられません。
確率としては1000~10000分の1とかですから、そこまで気を付ける方が精神神経症になったり、体力面や精神面で良くないのです。
なので、悪阻が酷くてヨーグルトだけしか食べられないのであれば、ヨーグルトだけを食べるようにしましょう。
また、妊娠中にヨーグルトを食べることも決して悪いことではありません。
もちろん、食べ過ぎると太ってしまうので、体重と栄養の管理はしっかりとしましょう。

妊娠中にヨーグルトを食べ過ぎると「発達障害やアレルギー」の子供が生まれる!?
妊娠中(つわり中)にヨーグルトを毎日食べ過ぎると「発達障害やアレルギー」の子供が生まれるというのは迷信があります。
じつは、この迷信は全くのデタラメ情報です。
10年くらい前までは「乳製品(牛乳、ヨーグルト、チズ)、卵」を妊娠時に食べ過ぎると、生まれてくる赤ちゃんが「発達障害やアレルギーになる・・・」という迷信がありました。
これには、多くのママさんが怯えていました。
ですが、現在では医学的な研究によって、その「デタラメな迷信」は撤回されています。
妊娠中のヨーグルトはむしろ妊婦にオススメ!?
上記で解説した、「ヨーグルトを食べ過ぎると子供に悪影響がある」という説は医学的にも払拭されています。
撤回されているどころか、『妊娠時に乳製品、卵を食べなかった胎児(赤ちゃん)の方がアレルギー率が高い』という研究結果が発表されています。
もちろん、ヨーグルトに限らずあらゆる食材は食べすぎると栄養過多になるので禁物ですが、「悪阻が酷くて何も口に出来ない、何も飲めない」という状態に比べればよっぽどマシです。
悪阻が酷く何も食べられないのであれば、ヨーグルトの大量摂取くらい大した問題にはならないでしょう。
もちろん、ヨーグルトばかり食べても栄養が偏ってしまいますし、妊娠中の食事は栄養バランスが大切なのは言うまでもありません。
長いつわりで苦しいですが、胎盤も順調に出来上がってお腹の赤ちゃんに栄養が行っているので、無理しない程度に他の栄養素もバランスよく取っていくべきでしょう。

悪阻が軽くなってきてから少しずつ栄養バランスを考えた食事を摂っていくことが大切です。
しかし、食べ過ぎて太らない程度であれば、ヨーグルトを食べることも問題ありません。
ヨーグルトには妊娠中のつわりを軽減する効果がある!?
ヨーグルトは妊娠中の酷い悪阻(つわり)を、軽減してくれる効果が期待できる食材の一つです。
実際に、ママさんによっては「妊娠中にバナナとヨーグルト以外ほとんど食べられませんでした・・・」と体験談を口にする人もいます。

実は、ヨーグルトの酸味には、胃のムカムカを解消する効果が期待できると考えられています。
中でも「吐き気の悪阻(つわり)」や「食べ悪阻(つわり)」にお悩みのママさんにオススメです。
さらに、プレーンヨーグルトにフルーツなどを足して摂取すると、カルシウムとビタミンが一緒にとれるので、栄養不足による悪阻(吐き気)のぶり返しを防いでくれます。
そして、ヨーグルトに含まれる「カルシウム」はストレス耐性を向上させることから、ストレスによる悪阻のぶり返し予防にも効果があります。

ストレスは悪阻(吐き気)だけでなくお腹の赤ちゃんにもママさんにも良くありません。
ヨーグルトを積極的に取ることは、「悪阻軽減、便秘解消、ストレス耐性の向上」などメリットがたくさんあるのです。
もちろん、妊娠中の悪阻はママさんよって千差万別であり、ヨーグルトの酸味が逆に気持ち悪くて吐いてしまい、食べられなくなる人もいるので無理して食べる必要はありません。
他にも、ママさんによってはヨーグルトにカルピスをブレンドして美味しく食べている人もいます。

妊娠中に毎日食べるヨーグルトの1日の目安摂取量は!?
乳酸菌(ヨーグルト)の摂取量に制限はないですが、カロリーのことを考えると妊娠中は1日200gくらいがおすすめだと言われています。
各ヨーグルトメーカーの実験結果によると、1日200gを2週間摂取し続けると一定の効き目が現れるといわれています。
乳酸菌はいくら摂取しても体に悪影響が出ることはありません。
ですが、脂肪分や糖分の取り過ぎを控えるため、妊娠中のママさんは、「低カロリー、低脂肪タイプ」を食べるなどの意識的な工夫をすると良いでしょう。
そして、食べるタイミングはいつでも問題ないですが、ヨーグルトを食べることを習慣化するなら毎日同じ時間に口にすることが一番効果があります。
妊娠中にヨーグルトを食べる時間帯はいつがオススメ!?
朝、昼、夜いつ摂取しても効果は一緒ですが、毎日の習慣にするためには「朝食後」などサボらずに食べられるタイミングを決めておくと良いでしょう。
妊娠中にヨーグルトを摂取するポイントは食前よりも胃酸が弱くなっている食後の方が、乳酸菌が生きて腸まで到着しやすくなるのでオススメです。
また、ヨーグルト1日分の適量(200g)を一気に摂っても、小分けにして食べても効果に違いはありません。
ちなみに、ヨーグルトの乳酸菌は、相性に個人差があります。
なので、実際に2週間くらい毎日継続して食べてみて、「吐き気を感じる、下痢する、悪阻が悪化する」など、体質的に合わないなと思ったらメーカーを変えてみましょう。
以前より悪阻(つわり)がよくなったらそれは自分に合うヨーグルト。
よくならないのであれば別のメーカーから販売されているヨーグルト(商品)で試してみましょう。
つわりを改善するヨーグルトのオススメの食べ方5選とは!?
グラノーラヨーグルト
グラノーラとは「トウモロコシや麦、小麦」やといった穀物を、砂糖やハチミツなどとブレンドして焼いたものになります。
これにドライフルーツをプラスしたもの食べ物が、俗にいうフルグラ(フルーツグラノーラ)です。
栄養価がとても高く、ヨーグルトと合わせてシリアルとして食べたり、ミルクに混ぜるのもオススメです。
ヨーグルトに合わせるとさっぱりと食べられるので、
悪阻中(つわり中)の朝食に口にしているママさんも多くいます。
栄養価が高く、スナック感覚のお菓子としても優れているので、
小腹が空いたときに間食として手軽にと口にできるところもオススメです。
オリゴ糖ヨーグルト
妊娠中にヨーグルトを効果的に口にするなら最低でも1日200g程度を食べるのがおすすめです。
そして悪阻(つわり)軽減だけでなく、善玉菌をよく機能させるためには、善玉菌の栄養源になる「オリゴ糖」も併せて取るのが一番効果的です。
オリゴ糖をヨーグルトに加えることで、悪阻で弱った胃腸をサポートするだけでなく、食後に口にすることで食べ物の消化を促進するでしょう。
バナナヨーグルト
バナナヨーグルトは、ママさんに人気のあるヨーグルトの食べ方です。
実は、悪阻はビタミン不足も原因のひとつと言われ、そこでビタミン豊富なバナナの栄養素が悪阻を楽に、ヨーグルトとバナナの相乗効果も期待できます。
また、バナナに含まれる食物繊維とオリゴ糖は、善玉菌を増やして活発にする働きがあり、ヨーグルトは悪玉菌を除去する働きをします。
この2つの効果で、整腸作用がより働くため、妊娠中の悪阻(つわり)時期に最適です。
また、カロリーが低いのも魅力的で、バナナ1本とヨーグルト200gでだいたい210キロカロリーとなっています。

飲むヨーグルト
悪阻がしんどくて固形物が食べられないときは、飲むヨーグルト(液体)がオススメです。
飲むヨーグルトは妊娠中の「悪阻軽減や便秘解消」に役立つと言われることが多いです。
そして、飲むヨーグルトを飲用することで期待できる一番の効果としては、整腸作用があげられるでしょう。
食べ過ぎやストレスなど、幾つもの原因で腸内環境というのは悪くなってしまうものです。
しかし、飲むヨーグルトに含まれる乳酸菌によって悪玉菌を減少させ、腸内環境を整えられることもあるでしょう。
ビタミン不足であれば、飲むヨーグルトにチョコラbbなどのビタミン補給飲料をブレンドしてみましょう。

ヨーグルトアイス(フローズンヨーグルト)
ヨーグルトを冷凍庫に入れて、凍らせれば簡単にヨーグルトアイスの出来上がりです。
プレーンヨーグルトでも作れますが、「イチゴ、ブルーベリー」などのフレーバーな香りが付いたヨーグルトの方が美味しくいただけます。
悪阻中(つわり中)はムワっとするような熱気に吐き気を催すママさんも多くいます。
そんなママさんに人気なのが「ヨーグルトアイス(フローズンヨーグルト)」です。
夏の時期に悪阻に苦しめられているママさんにオススメです。

妊娠中(つわり中)におすすめのヨーグルト商品をランキングで紹介!
✔第3位_ダノンビオヨーグルト
スーパーで4つ入りで購入できるし量もちょうど良いBIOヨーグルト。
コンビニでも調達できるので、手軽に食べられるヨーグルトでもあります。
✔第2位_明治ブルガリアヨーグルト
ヨーグルトでも飲めるタイプでさっぱりした味のブルガリアヨーグルト。
お腹にも優しいので、悪阻が酷いママさんにもオススメです。
✔第1位_蒜山ジャージーヨーグルト
岡山県 蒜山ひるぜんより産地直送のリッチでコクがある味わいです。
妊娠中の朝食デザートにおいしいヨーグルトです。
妊娠中にヨーグルトを食べると子供の性別はどっちになる!?
妊娠中や悪阻時期にヨーグルトを食べると生まれてくる赤ちゃんは、「女の子」になるという迷信がありますが、これは医学的に根拠のないデタラメです。
ヨーグルトを食べていて女の子を出産するママさんもいますが、妊娠中にヨーグルトを食べて男の子を出産するママさんもいます。
また、妊娠中にフルーツやチョコなどの甘いモノを食べていると、生まれてくる赤ちゃんの性別が女の子になるという迷信もありますね。
他には、妊娠中に「マックのフライドポテトやニンニク(にんいんく)」を食べていると、生まれてくる赤ちゃんの性別が男の子になるという迷信もありますよね。


しかし、迷信だからといって医学的な根拠がないとは言い切れません。ヨーグルトも始めは(10年前までは)妊娠中に禁忌と言われた食材でした。
ヨーグルトを食べるとアレルギーや自閉症の子供がだという迷信がありました。
ですが、現在の医学では「むしろ妊娠中にヨーグルト(乳製品)を食べない方が赤ちゃんに悪影響を及ぼす」という研究結果が報告されています。
このように、これから医学が発展して、妊娠中や悪阻(つわり)時期にヨーグルトを食べると、生まれてくる赤ちゃんは「女の子」になるという迷信も科学的に、証明される日が来るかもしれませんね。
妊娠中にヨーグルトを食べると気持ち悪くて吐く妊婦もいる!?
確かに、妊娠中にヨーグルトを食べるママさんは多くいますが、すべても妊婦さんがヨーグルトを食べられるわけではありません。
妊娠中はホルモンの変化から、「ヨーグルト」を食べると、酸味が気持ち悪くて吐いてしまうというママさんも珍しくありません。
このように、ママさんが好んで食べているヨーグルトであっても、「受け付けるママさん」と「気持ち悪くて吐いてしまうママさん」がいてもおかしくありません。
それくらい、悪阻の症状はママさん(妊婦さん)によって千差万別なのです。
また上記で少し解説していますが、ヨーグルトに含まれる乳酸菌には体質的な相性があるため、ヨーグルトが悪阻を招くのではありません。
そのメーカーから販売されるヨーグルトの乳酸菌との相性が悪い可能性もあります。
「別のメーカーから販売されているヨーグルトであれば悪阻中でも食べられた!」というママさんもいるので、他の商品も試してみましょう。
もしそれでも、ヨーグルトが受け付けないのであれば、「バナナやグレープフルーツ、リンゴジュース」なども妊娠中にオススメされているので、試してみましょう。
悪阻が酷くて何も食べられないという状況だと、お腹の赤ちゃんに栄養がまったく行きません。
何かしらの「食べられる、飲める」食材や飲み物を見つけて、栄養を補給しておくことが必要なのです。
つわり中にヨーグルトばかりだけだと危険?オススメの食べ方はある?~まとめ
このページであなたのお悩みは解消されたでしょうか?
悪阻中に「ヨーグルトを食べていいのか迷う・・・・」と思うママさんもいますが、ヨーグルトは妊娠中にオススメされている食材です。
また、ヨーグルトは妊娠中に食べると「自閉症やアレルギー」の子供が生まれるという迷信がありますが、
この迷信は医学の研究で撤回されています。
むしろ、最近の研究では「妊娠中に乳製品を食べない方が子供にとっては良くない」という研究結果が発表されました。
もちろん、妊娠中(悪阻時期)にヨーグルトを食べると「吐く!気持ち悪くなる!」というママさんもいますが、
もし、食べられるようなら食べておいた方が良い食材でもあるのです。
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