海の日は1995年に定められて、
1996年から施工された、
日本中の国民の祝祭日の一種です。
制定開始時は7月20日となっていましたが、
2003年に祝日法が改定され(ハッピーマンデー制度)7月の第3月曜日が海の日となったのです。
海の日の趣旨と言うと「海の御恩に謝礼するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」とのことです。
ただ祝日で休みというだけでなく、
海をテーマにした固定観念や関心を深めるようなイベントを行うよう努力するようにするべきという例えがぴったりです。
そんな国民の祝祭日である海の日に休みじゃないところは存在するのだろうか?
ではさっそく見ていきましょう
- 海の日休みじゃない大学(学校)の厳しいシステムとは?
- 海の日休みじゃない会社企業(仕事場)の厳しいシステムとは?
- 海の日(祝日)や土日が休めない職種(仕事場)一覧とは?
- ブラック企業に勤めると海の日(祝日)は休みじゃない!
- 海の日休みじゃない祝日や土日の職場での仕事は労働基準法に違法してないの?
- 祝日(海の日)や土日が確実にしっかり休めるのは小学生~中学生~高校生まで!
- 海の日制定の理由ってなぜ?起源に関する由来がわかれば会社や大学が休みじゃない理由も納得
- 海の日って何を祝う日なの?
- 本来、海の日は何して過ごすべきなの?
- 海の日を祝日としているのは日本だけって本当?
- 海の日休みじゃない大学や会社もある?祝日の仕事は労働基準法違法?~まとめ
海の日休みじゃない大学(学校)の厳しいシステムとは?
実際のところは海の日は祝日ですので、
高校生までは、休日になるところが多いと言っていいでしょう。
でも、海の日で休みでない面もあるのです。
大学などでは海の日でも講座があるところが存在しています。
これは大学設置規則という規律があり、
4月上旬から8月の前期試験の第1週までに振り分けられている数を済ませておくことが大切なのです。
このルールでは授業には教室内における一時間あたりの講義です。
これに対して、各週一時間十五週の授業をもって一単位とすると確定しています。
そのため、月曜日に割り振られている科目を15週終了させるために海の日でもセミナーがあるところがあります。
中には海の日はお休みの日にしているところも存在します。
他の祝祭日が公開講座であったり、
7月のラストまで目一杯授業をする等の手段で休みにしているなどがあります。
ですが、一般的に「海の日まで学校に行きたくない・・・」と嘆いている大学生も多くいます。
下記のページを少し覗いて参考にしてみましょう。
海の日休みじゃない会社企業(仕事場)の厳しいシステムとは?
企業によっては営業会社などでは祝祭日だとしても普段の営業をしている仕事場もあります。
もともと祝日も勤務としているところだととりわけ休日出勤手当がつくことは無いのです。
また会社カレンダーで休日を整頓している法人なども海の日を出勤日と捉えて他を休みにしたりするところもあります。
なので、全ての学校や会社が休みになるわけではないのです。
もともと祝日で休みの会社なのに出勤する時は休日手当が付く場合もあります。
ですが、休日に出勤するのはなんだか損した感覚になりますね。
もちろん、一方では「休日は遊ぶ友達いないからあんまり休みじゃなくてもいいや・・・」という会社員からの意見も寄せられています。
下記のページを少し覗いて参考にしてみましょう。
海の日(祝日)や土日が休めない職種(仕事場)一覧とは?
✔福祉関係
介護職、ヘルパーなど
✔医療関係
看護師、医者、機械工学技士など
✔サービス業
レジャー施設、ホテル業界、テーマパーク職員など
✔飲食店
レストラン勤務、喫茶店など
✔建設関係
土木作業員、とび職人、ゼネコン勤務など
ブラック企業に勤めると海の日(祝日)は休みじゃない!
「サービス残業はあたり前」などの労働基準法に違反しているようなブラック企業に勤めている方も世間にはいます。
そのような方も海の日に限らずですが、祝日は休みじゃないケースもあります。
このような恐ろしい意見もありますからね。
東京都:サービス業勤務:芝田拓海さん28歳(仮) ブラック企業なので夏のお休みとか海の日とか盆休みとかそんなのない!!! そのうちには自民党とボケ総理が派遣の解禁や40歳定年や規定外労働代ゼロや首切りフリーや移民解禁や配偶者増税やTPPなどを次々強行採決します。 そうすると仲間がどんどん増加してハッピー!!! リアルな世の中ブラック企業ばっかし・・・・・ 億万長者万歳、貧乏人死ねが理想的な国内になっていくことでしょう 米国人様に・・・ |
どうですか?
このように海の日や祝日が休みじゃないことに対して、
嘆いている人は多く、この意見は氷山の一角に過ぎないのです。
海の日休みじゃない祝日や土日の職場での仕事は労働基準法に違法してないの?
祝日法(海の日や土日)は、会社に対して被雇用者への休日付与義務を課すわけではなく、
労働基準法(以下、労基法という)上の法定休日とも関係が一切無いのです。
そのため、各企業の就業規則等で「国民の祝日」を休日として規定化していないときは、
1週1日あるいは4週4日の休日を供与する限り、
「国民の祝日」に休日を付与しなくとも労基法違反にも労働契約法上の違反にもならないと言えます。
そももそも、労基法35条1項では、
使用者に対して、毎週1日の休日を付与する義務を課しています。
また、同条第2項によって、企業は4週間を通じて4日の休日を付与する変形週休制も認可され、
変形週休制をとるケースは、就業規則にあたって単位となる4週間の起算日を設けるという条件があります。
つまり、 実務上は、週40時間制との対処により、
設問というような週休2日制をとっている会社がほとんどでしょう。
このようなケースには、労基法による休日(法定休日)の他に、休日がプサスされることとなり、これを法定外休日と呼びます。
法定外休日というのは、労基法36条の労使協定の締結など労基法上の休日規定の制限はないといえます。
また、法定休日の勤務(仕事)では3割5分の割増賃金を供与することが条件であるのに対し、
法定外休日の勤務(仕事)にはその必要は皆無で、週の法定労働時間を超過するときは2割5分の割増賃金を給付すれば足ります。
逆に、両休日を区分せず、休日労働割増賃金規定にも区別がないときには、
両休日勤務(仕事)に対して同等の割増賃金を給付する義務を負担することになります。
その観点からも、いずれが法定休日と見なすかを労働規則などにより明記しておくべきとされていますが(平6.1.4基発1号)、現実上は両者を同様に取扱うことも珍しくありません。
設問のケースだと、毎週土日が所定休日と考えられますが、
もし日曜日を法定休日と規定すれば、他の休日は法定外休日に規定されます。
「海の日や山の日」など、国民の祝日に対する法律(以下、祝日法という)第3条1項は、「国民の祝日は休日」と規定していますが、
これは労基法上の休日と、どんな関係になるのでしょうか。
通達によると、祝日法は、国民の祝日に被雇用者を休養させることを無理矢理に義務づけするのでなく、
労基法上の週ごとに1日もしくは4週4日の休日を給付している限り、
国民の祝日に休ませなくても労基法違反とはなりません(昭41.7.14基発739号)。
ただし、同通達は、国民の祝日の趣旨および勤務(仕事)時間短縮の見地から、
労使間の話合いによって、国民の祝日に被雇用者を休ませ、
そういった状況に賃金の減収を生じないようにすることが望ましいことはいうまでもないとしています(前掲)。
実務でも国民の祝・休日を休日とすることが一般的ですが、
これは各々会社において、就業規則等において、
国民の祝日を法定外休日として規定した勤務(労働)契約法上の効力が関係しているものであり、
そのような規定がなければ、会社に被雇用者への祝日法に基づく休日付与義務はないのです。
したがって、労基法の概念では、原則的に労基法上の休日付与義務に基づいて休日を付与している限りは、労基法違反とはなりません。
また、設問の場合は、週休2日制をとることから、労働時間短縮を図っているがために、あえて国民の祝日を休日にする理由はないと考えられます。
ただし、基本的に会社では、祝日法の定める通りでなくても、
国民の祝日数の法定外休日を付与していますので、
実際には、企業体力を考慮しながらも、良き人材を雇用するための求人対策方法としては、同じような休日付与の努力が求められます。
祝日(海の日)や土日が確実にしっかり休めるのは小学生~中学生~高校生まで!
結論として、顕著に休みになるのは学生でも高等学校(高校生)までと考えられます。
大学や会社は単位や1年間での休日の割り当てで授業や業務につくところもあります。
このように祝祭日でも休みの所とそうでないところが扱われていて、
一概に3連休にすれば良いというものではないようですね。
学校(大学)や企業によっては海の日や祝日でも授業や仕事は普通にあることも多いので、
うっかり休まないように注意しましょう。
海の日は7月の祝日で、ハッピーマンデー制度で7月の第3月曜日が休みになっています。
先程も書きましたが、大学によっては単位のバランス状態で祝日であっても講習があるところが存在しているそうです。
企業(会社)も職種や職場環境によっては、海の日などの祝日でも出勤しなければいけないことも。
ですが原則的に海の日は祝祭日になっており、
ハッピーマンデー制度で土、日、月の3連続休日になるところが多いかも知れません。
やはり大学や企業には単位や年間休日の振り分けなどの目的から休みでない所もあるようですね。
休みの人はそうでない人の分もたっぷりお楽しみくださいね。
もちろん、学生でも海の日が休みでも遊ぶ友達がいないと嘆いている学生も多くいます。
下記のページを少し覗いて参考にしてみましょう。
海の日制定の理由ってなぜ?起源に関する由来がわかれば会社や大学が休みじゃない理由も納得
海の日があるのはなぜなのでしょうか?
国民の祝日として、認知されている海の日ですが、
「制定」された理由を知っている人は意外も少ないもの。
では、海の日が実際になぜ制定されたのか?
その背景にある起源(由来)などに迫っていきましょう。
昔は「海の記念日」と呼ばれる記念日だったが、
1996年から国民の祝日「海の日」となりました。
始めは7月20日でしたが、祝日法の改正(ハッピーマンデー制度)によって2003年から7月第3月曜日に変更されました。
海の日(うみのひ)は、日本の国民の祝日のひとつです。
国民の祝日に関した法律(祝日法)においては、
「海の恩恵に謝意するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」ことを定義としています。
さらにこの海の日誕生を記念して、
1996年(平成8年)に競艇のSGにオーシャンカップ競走が設定されました。
しかし、海の日が休みじゃない人も多くおり、
必ずしも海の日を楽しめるというわけではないようですね。
海の日って何を祝う日なの?
国の法律では「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本中の発展を願う」ことを定義としています。
ちょっとだけお堅いですね。
けれども、平年海の日は、小学校などがちょうど夏休みに入るあたりでもあり、
日本国内に多くのイベントが開設されています。
誰もが知っているのが、海フェスタ。
平年、神戸、福岡などの主要都市を巡回して開催され、
ミス日本コンテストのセレモニーや、皇族の出席もあるなど、非常に大型のイベントです。
せっかくの大きなイベントなので、
暮らしているところの近くで海フェスタが開かれた際は、遊びに出掛けるのも良いですね。
海の恩恵に感謝しつつイベントを楽しんじゃいましょう!
当然の事ゴミのポイ捨てとかは禁止ですよ。
また、海の日は雨が降りやすく、例年天候も荒れがちになります。
事前に天気予報をチェックしておくことがオススメです。
本来、海の日は何して過ごすべきなの?
由来が分かったところで、
折角なので「海の日」を本来の目的に沿って遊びたい場合、
どういうふうに過ごすと良いでしょうか?
『海の日』は、海の恵みに感謝するとともに、
海洋国日本中の発展を願う日です。
具体的にいうと、7月17日の海の日、
7月の海の月間を主として地域でいくつもの海の日のイベントが行われます。
ご家族、お友達とお誘い合わせのうえ、加わってみるのも良いと思います。
もちろん、デートにピッタリのイベント行事もあるようですね。
実際、7月15~8月6日には、神戸開港150年記念として「海フェスタ神戸」、
7月17日には、世界的に活躍する船の披露をする「2017年海の日行事~海と日本プロジェクト~in晴海」。
これ以外に、「『海の日』小学生乗船無料キャンペーン」や、全国的に行われる「船」や「港」の見学会「船との出会い事業」。
8月7日には、小~高校生をターゲットにする「海洋教室・新聞づくり講習会」も行われるとのこと。
「イベントに参加されたら、『どんな時、どんなところに海の恩恵を感じたか』。
また、『海洋国家日本の発展のために、将来何をしたらよいと考えたか』などを考えられると、
より『海の日』を満喫できます。
馴染みがあるようで意外と理解していなかった海の日――。
今年は海の日の理解を深めるために、各イベントに足を運んでみましょう。
海の日を祝日としているのは日本だけって本当?
国土交通省の文書の著述などによると
「世の中の国々の中で『海の日』を国民の祝日になっている国は唯一日本だけ」
という。
海の記念日は、1876年、明治天皇の東北地方巡幸の際、
これまで軍艦ではなく灯台巡視の汽船「明治丸」により航海をし、
7月20日に横浜港に帰着したことに因み、1941年に逓信大臣村田省蔵の提案により決められた。
ですが日本にも海の日が無い県があります。
それは奈良県です。
海のない奈良県では、7月の第3月曜日は、
海の日でなくて「奈良県山の日・川の日」と条例で制定しているそうです。
このように日本では海の日を盛大に祝う傾向にあります。
海の日は意外にも、歴史ある祝日であることがわかりましたよね。
ですが、祝日なのでかしこまる必要はありません。
海の日には、イベント行事も盛んに実施されていますし、
楽しい行事も盛りだくさんです。
ぜひ、せっかくの祝日を楽しんでみましょう。
海の日休みじゃない大学や会社もある?祝日の仕事は労働基準法違法?~まとめ
このページであなたのお悩みは解消されたでしょうか?
海の日が休みじゃない大学や会社は一般的なのは事実です。
むしろ、半数以上が「海の日は休みじゃない」という大学や会社とも言えるでしょう。
それでも、悔しいことに祝日に仕事があるのは、
決して労働基準法に違反しているとは言い切れないのが現実です。