冬の寒い時期にも関わらず、「脇汗が大量に出てきて止まらないとき」ってありますよね。
また、冬にかく脇汗は「悪臭」を放つものです。
では、なぜ「冬に寒いと脇汗がすごいひどい」のでしょうか?
原因と対策について知っていきましょう。
冬に寒いと脇汗がすごい4つの原因とは!?
「自律神経のバランスが崩れて脇汗が出る!」
危険に対しての身体の反応、交感神経の作用により発汗は促進されます。
そのため気温が低下しても、すごく神経が高ぶっていたり、日常的にストレスを感じたりすると、脇汗が止まらないことがあります。
つまり、自律神経のバランスが崩れていると、脇汗をかきやすくなる症状が生じます。
汗をかく、心臓を動かすなど、根本にある体の機能を司っているのが自律神経と言われています。その自律神経が不調だと発汗機能が自分で管理できなくなり、冬や木枯らしが吹いていても脇汗をかくと言われています。
また食べてもあまり太らない人は、汗っかきでも冬の寒い時期でも脇汗をかく人もいます。
体が火照りやすいなどご自身の体質を知ることが適切です。
このように、寒さによるストレスは自律神経を乱して、異常な脇汗を排出してしまいます。
特に寒い時期は「寒暖差疲労」や「冬季鬱(うつ)」など、気候や温度によるストレスを感じやすくなってしまいます。
そこで、寒さによるストレスの原因と対策を理解することが大切です。
どうでしたか?
このように、ちょっとした工夫で簡単に解決できます
他にも、体調が優れないときや、血圧または血糖値が下がったときにも、いわゆる“冷や汗”をかくことがあるので注意しましょう。
「多汗症によって脇汗がでる!」
知らず知らずのうちに多汗症になっていることも考えられます。
多汗症は夏の期間でも冬の期間でも手汗や脇汗を必要以上にかくという症状です。
冬の季節でも多汗症だと脇汗をたくさんかいてしまします。
これは交感神経が過敏に反応し、汗をかいてしまうことが原因です。
汗腺の異常など多汗症対策は病院でも治療できます。
なので、多汗症を疑うのであれば、「皮膚科・麻酔科・形成外科」を一度受診してみましょう。
「ホットフラッシュという更年期独特の症状!」
寒い時期の脇汗はホットフラッシュの可能性があります。
これは更年期になると出てくる症状の1つですが、近年では「20代~30代の人も若年性更年期障害」を発症する人が増えてきています。
のぼせやほてりなどがその一例と言えます。
夏冬関係なく頭から脇から、大量の汗をかいてしまうという症状です。
多汗症との違いは、女性ホルモンが関係してるということ。
更年期に入ると女性ホルモンは急速に減少します。
それに付随し色々な症状が出てきますが、ホットフラッシュはこの例です。
歳を経る毎に卵巣機能は老いるのは当然ですが、脳がそれに気づかず、女性ホルモンを生み出すよう命令を出します。
それで体に不要なストレスがかかり、滝のように発汗してしまうのです。
そこで、女性ホルモンのバランスを整える食材を積極的に摂るのがオススメです。
例えば、「ルイボスティーやハニーブッシュティー」など、ホルモンバランスを整える効果を持つハーブティーを飲むことで改善することもあります。
リーズナブルかつ、手軽に続けられるので、1度試してみましょう。
「太り気味だと冬でも脇汗をかく!」
肥満体質である場合、寒い時期でも脇汗をかきます。
軽い運動ですが常日頃あまりしないために、ちょっとした軽い運動や小走りしただけでものすごい量の汗をかきます。
皮下脂肪のせいで熱を外に逃すことが困難になって、体中に熱がこもって脇汗が出るのが肥満体質の発汗の原因です。
この場合は肥満体質を解消するのが一番です。
適度なダイエットをトライしましょう。
特に、寒い時期はカロリー消費量が多く痩せやすので、ダイエットに一番適した季節です。
下記のページを参考にして、積極的に取り組んでいくことで、痩せるだけでなく、脇汗も改善することができます。
どうでしたか?
このように、寒い時期はダイエットに適した季節なのです。
そこで、「ダイエット緑茶、紅茶」など、ダイエットに効果的な飲み物を取り入れて、軽く散歩するだけでも、驚くほど痩せていくでしょう。
「潜在的に抱えた心理的なストレス!」
人間のからだは、暑さや運動によって体温の上がりすぎを抑止するため、汗をだして熱を発散させています。
心理的な緊張やイライラによって汗が出ることもあります。
もちろん体質で脇汗が多い場合もあります。
ですが、ワキ汗で人目が気になるなど、日頃の生活で困るほど脇汗が出るとしたらストレス性の『多汗症』という病気が考えられます。
多汗症の症状があらわれやすいのは、「ワキの下や手の平、足の裏、額」など汗腺が密集している部位です。
多汗症に悩まされる人は、思春期から中年世代までの年代に多いと言われています。
男女の比率はほぼ同等とされていますが、日本全国の調査では男性患者の方が少しだけ多いと報告されています。
そこで、日常的にストレスを無くすように心がけましょう。
ストレスを無くす一番の方法は「睡眠環境を整えた良質な睡眠」です。
良質な睡眠は、効率的にストレスや寒さによる疲労を改善します。
どうでしたか?
意外にも簡単に睡眠環境を整えらることがわかりましたね。
さらに、もっと睡眠環境を良くするなら、カモミールティーを寝る前に飲むのもオススメです。
カモミールティーには鎮静作用があり、神経のバランスを整えて、ストレスを落ち着かせてくれます。
さらに、カモミールの「カミツレ成分」には、消臭効果があり、脇汗の悪臭を軽減するサポートをします。
冬に寒いと脇汗がひどい人に共通する特徴ってなに!?
汗のかき方はひとそれぞれ。
他の人よりいっぱい脇汗をかく人もいます。
走るのが速い人がいるのと考え方は一緒です。
多汗は親の体質を受け継ぐこともあります。
別の理由でたくさん汗をかく人もいます。
例えば、身体の引き締まった人は、そうでない人よりすぐに脇汗をかき始めます。
身体をクールダウンして、体力を保とうとします。
「肥満気味、日頃からアルコール飲料を飲みすぎる、日常的に喫煙(タバコ)を吸う人も、脇汗が多くなります。
脇汗が多い人は「神経系の障害や甲状腺の活性過剰、低血糖」など、別の病気からきていることもあり得ますが、単独でも発症します。
一度「皮膚科・麻酔科・形成外科」を受診してみましょう。
冬に寒いと脇汗が止まらない人は危険な病気かも!?
脇汗が多く出る病気のことを「腋窩多汗症(えきかたかんしょう)」と言います。
汗を大量にかく病気(多汗症)の中でも、とりわけ脇に密集することを腋窩多汗症と言います。これは、日本国民全体の10%弱に認められる頻度の高い病気です。
腋窩(えきか)の発汗は、心理的な側面からも温度の面からも影響を受けます。
「わき汗びしょびしょ」という忌まわしい経験をされる人もたくさんいるでしょう。
寒いのに脇汗をかく人は、トイレが近い傾向にあるので、体内から水分が無くなり、危険な脱水症状を招きます。
寒いのに脇汗をかきやすい人は、脱水症状になることもあるので注意しましょう。
どうでしたか?
このように、寒い時期に脇汗をかきやすい人は、トイレが近くなる傾向にあります。
なので、ちゃんと原因と対策を知っておきましょう。
冬に寒いと脇汗が酷い「腋窩多汗症」ってどんな病気!?
腋窩多汗症(えきかたかんしょう)は、1日に何度も服を変えるほど、異常なほどの脇汗をかく病気です。
人目が気になるほどの脇汗は、患者の日常生活を負担を与え、生活の質を著しく引き下げます。
ワキの下はもともと汗腺が多いうえに、緊迫状態やストレスなどの心理的な刺激と、気候(気圧)や運動による温熱刺激の2つで発汗が促されるため、汗を多くかきやすい部分です。他にも、脇汗の症状として、明確な原因が存在しない「原発性多汗症」と、何かの病気や服用している薬が原因となる「続発性多汗症」に区分されます。
続発性多汗症は、元となっている病気を先に治療することが重要になります。
冬に寒いと脇汗が酷い人への対策方法4選が効果的!?
「食生活を変えて脇汗を予防する!」
「脇汗を抑える、ニオイ菌を殺菌する、脇汗のニオイを消す」といったデオドラント用品でのケアも大切です。
それに加えて、脇汗や脇汗のニオイをブロックする食生活も取り入れてみましょう。
例えば、肉などの「脂肪やたんぱく質」を含んだ食材NGです。これは、代謝熱が出やすく脇汗をかきやすくします。
そこで、野菜中心の食生活にすることで、脇汗だけでなく、臭いも予防することができます。
例えば「胡瓜(きゅうり)」や「ニガウリ」などはオススメです。
「有酸素運動を習慣にする!」
軽めな有酸素運動(ウォーキングまたはジョギング)を習慣にして血行がよい状況をキープしましょう。
すると、日常的に汗を多少はかくことになるので、臭くない良質な脇汗をかきやすくなります。ウォーキング(軽く歩く)やサイクリング、スイミングなど、ストレスなく楽しんで続けやすいスポーツを始めてみましょう。
また、寒い時期だからこそ有酸素運動することで、痩せやすい体質に導いてくれるので、寒い時期こそダイエットがオススメです。
「動物性脂肪は控えめに!」
肉やバターなどに含まれる動物性脂肪は、皮脂腺やアポクリン腺のはたらきを活発にします。
摂り過ぎに心あたりがある人は下記に意識しましょう。
✔バターの代わりにオリーブオイルを使う
✔主菜の肉を減らし、卵や豆腐の副菜をつける
これらの食生活も工夫してみましょう。
「ストレスはこまめに発散しよう!」
心理的なストレスは脇汗(発汗)の原因のひとつ。
脇汗の量とニオイを酷くする一因にもなります。
自分が落ち着く時間をして過ごし、こまめなストレス発散を心掛けたいですね。
ですが、寒い時期に「寒暖差疲労やストレス」を溜め込むと、非常に危険なケースがあります。
「冬の脇汗は臭うし多い!」と50%の女性が悩んでいる!?
ネットアンケートで20~49歳の女性をターゲットに調査しました。
すると、4割を上回る方が「冬の季節の止まらない脇汗が気になっている」ということが証明されました。また、「寒い季節に脇汗が気になっている」という20~49歳の女性に「秋冬の季節の脇汗で困ったこと」について詳細に調査実施。
すると「ジャケットやセーターに脇汗ジミが生じる」という人は全体の44%もいることが判明しました。
それに加えて「衣替えで出した昨年の冬物装いに黄ばみや汗ジミが出来ていた」という人は41%もいることが判明。
このように、脇汗による不快さだけに限らず、衣服に対するトラブルに気が付いていることもわかりました。
夏の季節はケアがどうしても必要な、脇の臭いや汗。
しかし、寒い季節も油断は禁物です。
「暖房や厚着をしたり」などの悪影響で、知らない間に汗をかいて、暑い時期よりも臭いを放出している可能性があるのです。
脇汗の臭いを消すオススメ解消グッズ4選での対策が効果的?
汗拭きシートを使う!
汗もニオイもスッキリふき取って爽快に整える、超クールひんやりシート。
「入浴したいけど時間がない」という時は、汗拭きシートが実用的です。
身体全体をさっぱりさせて、しゃきっとした1日をスタートできます。
持続型クールエッセンス配合で、拭い取るとまるでシャワー後のようなスッキリした心地よさを感じ取れます。
一枚でしっかり拭ける大きめサイズもあります。
臭いも防いでくれる制汗剤を活用する!
エアコンが効いている箇所にずっといれば継続的に脇汗をかくことはないのですが、物理学的にそれは不可能なこと。
そういった状況だと、制汗剤を用いて汗をコントロールしましょう。
ロールオンタイプは携行しやすいのも嬉しい!
人気があるのは手軽に使用できるスプレータイプです。
シュー音がせずスプレータイプ(ジェットタイプ)よりも効果が期待できるのが、脇に直接的に塗布するクリームやロールオンタイプやジェルタイプです。
べたつきがなく、サラッとしているので実用性があります。
脇汗や洋服との摩擦にも強く、臭いの原因菌をシャットアウトしてくれます。
ただし、こうした商品のプロセスは、脇の汗腺を塗布剤によって穴を塞いで水分(汗)を生じさないようにするというものです。
「健康に良い方法とはいえない」といった声もあります。
なので、洋服の素材やデザインによって効果的に取り入れて利用した方が正しいやり方かもしれませんね。
もっと本格的に脇汗を押さえたいのであれば、美容整形外科を足を運んでみるのもアリでしょう。
汗取りパッドで脇汗を吸収!
お気にいりの洋服を脇汗や黄ばみから守りたい時は、汗取りパッドを利用するのも手です。
衣類にパットを貼付して汗を吸収します。
抗菌や消臭加工が行われている商品もあります。
殺菌効果の強い「ピロエース石鹸」を使用する!
冬場の脇汗の(悪臭)には、殺菌作用と消臭作用の強いピロエース石鹸がオススメ。
実はピロエース石鹸は脇汗の臭いに悩む方に人気の対策グッズです。
何よりアポクリン腺が多いスポットは、毎日ピロエース石鹸を使って洗い、365日清潔にキープしましょう。
汗をかいた時は、ニオイ菌が繁殖してニオイを発する前に、ピロエース石鹸で脇汗の悪臭の元になる菌をやっつけましょう。
暑い夏より寒い冬の時期にかく脇汗の方が何倍も厄介だった!?
夏と冬では、汗のかき方も違います。
夏は体温が高くなったときに出る「温熱性発汗」が多い。
暑い季節の脇汗は全身からゆっくりと出る自然な汗です。
一方、気温の低い冬は全身性の「温熱性発汗」は少なくなるが、その分、ストレス性の脇汗が多くなる。
これは緊張すると手のひらにじっとりと汗をかく「精神性発汗」と同じで、短時間で大量の汗が出るのが特徴です。
精神性発汗の場合、アポクリン腺の多いわきの下から出ることに加え、急激に出るため、血液成分を再吸収させる余裕がありません。
そのため濃度が高く、においの強い汗になります。
また、いったん自分の汗のにおいが気になると、そのストレスでさらに汗をかき、いっそうにおいが強くなります。
なので、ストレスを溜めないことが大切です。
例えば、良質な睡眠はストレス解消と疲労解消の二つの役割があります。
寒暖差や寒さによるストレスへの対策として、部屋の暖房対策や睡眠環境を整えることから始めてみるのもオススメです。
寒い冬にかく脇汗が強烈な悪臭を放つ理由って何!?
冬の方がにおいが強くなる要因の一つは、汗の成分にあります。
汗腺は血管から血液をくみ取って汗を作っています。
実は、このとき機能の高い汗腺は血液に含まれるミネラルやアンモニアを血管に再吸収させ、水に近い汗を出します。
一方、機能が衰えた汗腺はこの再吸収をうまくできず、血液中の成分が多い濃度の高い汗を出します。
つまりミネラルやアンモニアなど、におい成分が多い汗というわけです。
汗腺は使用しなければ機能が落ちてしまいます。
汗をかく機会が少なくなる寒い季節は、汗腺の機能が活発でなくなり、においの強い汗を出しやすくなるわけです。
寒い冬にかく脇汗にも「良い汗or悪い汗」があった!?
「良い汗」とは、サラサラ状の汗で匂い(悪臭)もほとんど気になりません。
それに対して「悪い汗」は脂でべたついて水分も蒸発しにくく雑菌なども増殖しやすくて悪臭も伴います。
また肉類を食すと、腸内でアンモニアなどのニオイ成分が生成され、それが汗になって分泌されるため体臭を強めます。
また、汗をかかないと汗腺の役割りが衰え、臭い汗を出しやすくなります。
生活習慣の中で汗をだすことがあまりない寒い季節だからこそ、入浴や有酸素運動(軽い散歩)で自発的に汗をかき、汗腺を機能させることが必要です。
本来はにおいのしないエクリン腺から出た汗も、かなりの時間ほって置くと皮膚の常在菌が増殖して汗臭さを感じるように変わります。
汗をかいたときは早急に拭き取ることがオススメ。
においの分子は水溶性です。雑菌を拭い去る効果もあるので、水分を含んだタオルやハンカチで拭くことが大切です。
汗が出る機会が減ってしまう12~3月は、においの強い汗が出やすくなります。
汗のにおいが心配でたまらない人は、12~3月の寒い冬の時期こそしっかり対策をしましょう。
冬に寒いと脇汗がすごいひどい原因はなぜ?対策予防法(解消法)は?~まとめ
このページであなたのお悩みは解消されたでしょうか?
冬に寒いと脇汗がすごいひどいことに、多くの人が頭を抱えていることが分かりましたよね。
冬に寒いと脇汗が大量に出てしまうのは、「遺伝、体質、生活習慣、精神的な問題、ストレス」など、理由は様々ですが、対策がないわけではありません。
このページを参考にして、ぜひ実践してみましょう。