紅茶を飲んでトイレが近くなるのはカフェインによる利尿作用です。
では、紅茶を飲んでトイレが近くならない飲み方はあるのでしょうか?
それにはまず、紅茶を飲んでどれくらいの時間で利尿作用が効き始めるのか?
見ていきましょう。
紅茶の利尿作用は何時間で効くもの?
カフェインは眠気覚ましにもなるので、仕事中に眠気覚ましとして飲むにはピッタリですよね。
でも、仕事中に紅茶を飲んで眠気覚ましになるのはいいけど、トイレが近くなるのは面倒ですよね。
紅茶はコーヒーに比べるとカフェイン含有量が少ない傾向にあります。
なので、飲む量にもよるでしょうが、飲んで30時間~1時間30分ぐらいで利尿作用が出てくるでしょう。
「寝る前に紅茶を飲んで、翌日の仕事に影響を及ぼしたくない」と考える人もいます。
ですが、翌日まで、あるいは、翌日になってから利尿作用が関わることはないでしょう。
紅茶のカフェインは摂取後に速やかに残らず血液に吸収され身体の中に運ばれます。
カフェインの血中濃度は、摂取後30分から60分で最高に達するというデータがあります。
つまり、紅茶を飲んで30分~60分くらいでトイレに行きたくなります。
また、紅茶を飲んでトイレが近くなるのは、「カフェイン」のせいだけではありません。
カフェインを含まないデカフェ紅茶にも利尿作用はあります。
下記のページを参考にして、デカフェ紅茶の利尿作用についても知っていきましょう。
どうでしたか?
このように、紅茶の利尿作用はカフェインだけのせいではあります。
つまり、紅茶と上手く付き合っていくことが大切です。
紅茶のカフェインによる利尿作用を抑える方法ってないの?
紅茶によるカフェインの利尿作用を抑制する方法は無いでしょう。
つまり、紅茶の飲み方や飲む量を工夫するのが一番の方法です。紅茶のカフェインが血中に残っているうちは、利尿作用が継続します。
トイレが不安な場合は、カフェイン量の少ない商品にするか、飲用量を少なくすることしかありません。
体内でカフェインの効果を落ち着かせる方法はないと考えましょう。
やはり、適正な摂取しか抑えるしか方法はありません。
体液を失う危険性があるとき、たとえば汗で体液を多く失う夏や、乾燥で体液を取られやすい冬は、特に注意が必要です。
ただし、極端な水分制限は血液をドロドロにし、血管を詰まらせ、脳梗塞や心筋梗塞のリスクがあります。
『過ぎたるは猶及ばざるがごとし』という言い習わしのとおり、利尿作用のある食品は摂りすぎない程度にと気に掛けるのがポイントです。
喉を軽く潤わせる程度にチョコチョコ飲んでいきましょう。
紅茶のカフェインは無理な過剰摂取することで、様々な副作用を齎すことがあります。
下記のページを覗いて、紅茶の飲み過ぎによる危険性を参考にすることも大切です。
どうでしたか?
このように、紅茶の副作用について、知っていくことも大切です。
仕事中に紅茶を飲んでもトイレが近くならない摂取量は?
身体に利尿作用が生じる効果を持つ紅茶ですが、仕事中にどれほどの量に制限すべきでしょうか?
利尿作用が現われやすい人は1~2杯にとどめるのが良いと言われています。
凡そ、ペットボトル1本分くらいですね。
通常は、膀胱に約500cc蓄えられると、尿意を感知する神経が刺激され脳に伝達され、オシッコにいきたくなります。
「カフェイン」や「カリウム」が含有される尿の場合、約200cc溜まると、尿意を覚える神経が刺激され少ない量でもおしっこに行きたくなります。
紅茶を飲んでトイレが近くなるのはカフェイン利尿作用が原因です。
日本では、カフェインに関する明確な制限や基準はないです。
ですが、ヨーロッパの食品安全機関などの情報の基準にすると、一般的なサイズのティーカップで4~5杯に抑えると、カフェインの摂取を対処できる範囲にとどめることが適います。
しかし、カフェインへの影響は個人差があります。
なので、紅茶を飲むとトイレが近くなると感じる人は、仕事中に紅茶を飲むときの摂取量は500ml以下に抑えておきましょう。
毎日、紅茶を飲むのであれば正しい飲み方を知っておくことも大切ですし、妊娠中は特に口に入れるものに気を付けたいものです。
紅茶を飲んでもトイレが近くならない飲み方にコツってあるの?
仕事中に紅茶を眠気覚ましとして飲みたいけど、トイレが近くなるのは困る人もいますよね。
紅茶のほとんどは水分ですが、この利尿作用があるおかげで、飲めば飲むだけ体内の水分を排出してしまいます。
そこで、紅茶を飲んでもトイレが近くならない飲み方のコツは、「チビチビと紅茶を飲む」ということです。
急激な水分補給やカフェインの摂取は、体内で余分な水分を排出しようとする動きを活発化させます。
なので、紅茶をゆっくりと「チビチビ」飲むことで、利尿作用による影響を遅らせることができます。
眠気覚まし目的として紅茶を飲むのであれば、チビチビとゆっくり紅茶を飲むのがオススメです。
また、カフェインは習慣的に口にすると軽い耐性ができます。
なので、自宅にいるときなど、日常的に飲むことでトイレの回数も和らいでくることもあります。
ちなみに、紅茶の飲み方として、気を付けたいのは「空腹時に紅茶を飲むのはNG!」ということです。
寝起きや空腹時に紅茶を飲むと、胃に負担を掛けて吐き気を招くので、心配な方は下記のページを参考にしてみましょう。
紅茶の利尿作用が何時間で効くもの?トイレが近くならない飲み方は?~まとめ
このページであなたのお悩みは解消されたでしょうか?
紅茶はコーヒーに比べるとカフェイン含有量が少ないので、飲む量にもよるでしょうが、飲んで30時間~1時間30分ぐらいで利尿作用が出てきます。
眠気覚ましとして、紅茶と同じくらい有名なのが「コーヒー」ですよね。
しかし、コーヒーも紅茶と同様で、カフェインが含有されています。
そこで、「紅茶とコーヒーはどちらの飲み物が利尿作用が強いのか?」疑問に思いますよね。
理論上は、カフェインが一番多くて、体を冷やすコーヒーが、一番利尿作用が強いので、最もトイレが近くなると言えます。
なので、眠気覚ましとしては効果的ですが、コーヒーを飲むと紅茶以上にオシッコに行きたくなると言うことです。
紅茶にはカフェインが含まれていることで、眠気覚ましにも効果がありますが、一方でトイレが近くなる利尿作用もあります。
仕事中など眠気覚ましとして、紅茶を飲みたいけどトイレが近くなるのは困るという人は、このページで紹介している紅茶の摂取量や飲み方のコツを参考にしてみましょう
コメント
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