「お花見と言えばレジャーシート敷きながら楽しくお食事会」なんて思っていませんか?
確かに、その認識も間違いではありませんが、
ちゃんとお花見するにはルール(マナー)もしっかりとあるんです。
お花見を自分勝手に楽しむだけ楽しむという認識だと、
周囲の人間の迷惑にもなりますし、トラブルの原因にもなりかねません。
お花見のモラルを守りましょう!食べ物や飲み物のゴミの後始末に関する作法について
お花見のマナーで最も問題視されているマナー違反がコレ。
せっかくの綺麗な桜も、ゴミだらけでは台無しです。
また、なるべく使い捨てのものを使用せず、プラスチック皿やおしぼりなどを使うことによりゴミを少なく出来ます。
捨てる場所も確認しましょう。
ゴミを捨てる場所があるのか、持ち帰り制なのかも前もって検索しておくと良いでしょう。
ゴミの不始末はニュースや新聞でも社会問題になっているほど、深刻になってきています。
この状態が続くのであれば、お花見スポットでも食事を禁止する自治体も出てくるでしょう。
もう一度言いますが、できるなら使い切りのものを使い、
髪皿やおしぼりなどを使ってゴミ袋に入れて、ごみは持ち帰りましょう。
お花見スポットにゴミ箱が設置されていることもありますが、無い場合もあります。
最近では、お花見後のゴミ捨ては社会問題になっています。
みんなが使うところなので、絶対にゴミは持ち帰るようにしましょう。
ゴミの不始末のせいで、今後お花見禁止となるケースもあります。
大切なお花見文化がいつまでも続くよう、宴の後片付けは完ペキにしたいものです。
記事に進む前に「お花見 ゴミ捨て 違法」に関するページも読んでおきましょう。
お花見の場所取りや準備にもモラルはあります!迷惑にならない5つのマナーについて
お花見する前に朝から長時間の無人の場所取りはNG
限定されたスペースで多くの訪問者に「桜」を 満喫してもらいたいため、
朝からの長時間かけた無人の場所取りは禁止しているスポットも少なからずあります。
場所取りを行っている間は、他の方々はお花見などの利用ができないです。
無人の場所取りは厳禁にしてると思います。
パトロールの職員や警備員が発 見した際は、
随時撤去するようなシステムであるのでお心掛けください。
トラブルを避けるために「お花見 場所取り 目安時間」に関する記事も併せて読みましょう。
お花見での敷物の配慮や場所とりはスマートに
快適な宴会には桜がよく見える広いスペースが必要です。
お花見の場所を確保する際には、当日は早めに会場に向かいましょう。
皆がいいスポットを取りたいもの。
むやみに広い空きスペースをとるのは野暮なことです。
テントを張るのも近くの人が桜を見れなくなるので、NGです。
場所取りは周囲の人に迷惑かけないようにするのが基本的なマナーです。
楽しみたいのはあなただけではありません。
テントを張ったり、屋根を作るのはNG
テントを張ったり、シートで屋根を作っくたり、
ヒモで周りを囲うのはやめましょう。
また、でたらめに広く占拠するのはNGです。
どんな人もいいスポットを押さえたいもの。
度を越えて広いスペースをとるのは野暮なわけです。
敷物に配慮するようにしよう!
ビニールシートを桜の根本に敷くと、
根を痛めたり呼吸困難になったりしますのでお止めください。
花見にあたっては「ござ」などの通気性の良いものを敷き、
桜の根本から少し離れて観覧した方が良いでしょう。
花見の際の敷物を「花筵(はなむしろ)」といいかえるだけでも風情があります。
また、ビニールシートを根元に敷くと、
根を傷めたり桜が息ができなくなるので気を付けましょう。
テーブルの持ち込みはNG!
「テーブル等の持込みはできますか?」
という疑問がありますが、テーブルの持ち込みは禁止している場所が一般的です。
限定されたお花見スペースを有効に活用しましょう。
より多くの方々がお花見を満喫できるようテーブルやいす、
テント等の持込みはタブーです。
お花見の宴会でお酒を飲み過ぎたり、大騒ぎするのも立派なマナー違反です!
自分だけ楽しければいいなんて野暮天です。
静かに楽しみたい人や、近隣の住民にも注意してください。
お酒の席での喧嘩もお花見を楽しみにしてきている人の気分を害してしまいます。
酒器の中にひとひらの零れ桜(こぼれざくら)……
花見酒はほろよい程度におさえ、桜に酔うのが風流です。
「宴会」のためにお花見をするグループも多いので、どうにも騒がしくなりがち。
静かに過ごしたい方や、近隣の住民にも心配りしましょう。
騒ぎ過ぎていないか、飲み過ぎではないか、メンバー同士注意しながら節度ある宴会を楽しみましょう。
確かに、桜にアルコールはつきものですが、飲み過ぎは避けるべきです。
この時期に多い「アルハラ」と「急性アルコール中毒」には気を付けましょう。
アルハラとは「アルコール・ハラスメント」の略で、
飲酒に関しての人権侵害を意味します。
「一気飲み」や「酔い潰し」などもこれにあたります。
みん名で使い場所は、みんなでマナーを守っていきましょう。
最近では、お花見に関するマナー違反者に嫌悪感を抱く人も多くいます。
「お花見 嫌い お酒 マナー」に関する記事も併せて読みましょう。
お花見で桜の木を楽しむ人は絶対に注意すべき3つのモラル(作法)について
桜の木の周辺の地面に飲み物や汁物を捨てない
飲み物や汁物は、地面に廃棄しないようにしましょう。
桜は見て満喫する植物であり、桜はとても華奢な植物です。
60年という寿命の短さも、短い開花からも、そのはかなさが人の心をぐっと引き付ける理由でもあります。
飲み物や汁物は、地面に捨てることで、その養分を桜が吸い取ってしまい、寿命を縮めることになります。
枝を折ったり、傷つけるのも厳禁
桜は見て楽しんでください。
枝を折ることで、木が枯れてしまう場合もあります。
また桜吹雪をみたくても、手で枝を揺するのもNGです。
みんなで楽しむ桜の木なので、大切にしていきましょう。
桜の木に登ったり、荷物をかけると気が傷みます
楽しいお花見でテンションが上がってつい木に登ってしまう人も居ますが、軽率に木に触れたり、
荷重をかけることも木を傷める要因となります。
きれいだとしても枝を折ることはNGです。
バーベキューなど火を使用OK場所でのお花見にもご注意ください。
火の始末は勿論のこと安全に使用していても煙が木を傷付けますので、木の下で火を使うことは止めましょう。
お花見で火気を使う人は許可されているスポットなのか?チェックしましょう。
お花見で火気を利用する人は、使用が認可されているスポットなのかどうか?
前もってちゃんとリサーチしましょう。
屋外のお花見となると「鍋、バーベキュー、熱燗」など、
火を活用する調理を楽しみたいと考える方もいるでしょうが、
多くの公園では火気の使用が認められていません。
もし火気が利用OK場所であっても、不注意で火事が発生したり、
煙や燃えカスなどで周囲の人の迷惑になることがないよう、絶対に注意しましょう。
有名な人気スポットは混雑注意です!お花見でのトイレは5分~15分並ぶことも
お花見の途中でトイレに行きたくなると思います。
でも、どのお花見スポットもトイレの数が足りないことが多い。
特に女用トイレでは長蛇の列ができ、
20~30分待つことも少なくありません。
山や川沿いの桜の有名スポットでは、
お手洗いがないところも存在します。
大人のマナーとして、まず「お花見会場のトイレの場所、数」など、
あらかじめチェックしておきましょう。
そして、尿意を催してからからトイレの列に並ぶのじゃなく、
トイレを見かけたら一応行っておくようにして下さい。
また混雑状況を知っておくのもオススメですよ。
「お花見 混雑 避ける 待ち合わせ時間」に関する記事も併せて読みましょう。
駐車場探しでお花見ができないことも!公共交通機関がオススメです
お花見会場周辺はとても混雑します。
お花見を堪能する歩行者のことを考えても、渋滞を発生させないために、
可能ならば公共交通機関(電車やバス)で現地に向かいましょう。
しかたなく車で向かう場合は、
会場周辺よりちょっと離れた駐車場を調べておくことが必要不可欠です。
無理にお花見スポットの近くに止めようとすると、
満車の駐車場前でだらだらと待ち続けることになります。
当たり前のように、路駐は厳禁です。
この時期は規制も強化されていますから、大事な楽しい行事が台無しになってしまいます。
お花見のモラル(マナー)は絶対に守ろう!ゴミ捨てや場所取りの作法って?~まとめ
このページであなたのお悩みは解消されたでしょうか?
楽しいイメージがあるお花見ですが、
そこにはみんなが正しくルール(マナー)を守るからこそのもの。
お花見を堪能するのは良いですが、きっちりとルール(マナー)を守ることが大切ですし、
周囲の人の迷惑になることはやめましょう。
また、事前にトラブルを避けるためにも、
ここで紹介している5つのルール(マナー)は知っておきましょう。
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