クリスマス以外にも外国の文化や習慣は、日本に入ってくると独特なものに変化してしまうことがよくあります。
そもそもそういった文化や風習は日本企業の商業戦略により持ち込まれたものが多く、元とは違った習慣やイメージになってしまうのです。
悪いは資本主義なのかもしれません…では、ページを読み進めてみていきましょう。
- 日本人のクリスマス文化が頭おかしい理由はなぜ!?「海外の日本」文化の違いを比較検証!
- 山口県こそが日本のクリスマスをおかしくさせた諸悪の根源だった!?
- 日本のクリスマスをおかしくさせた本当の黒幕は「メーカー企業(産業)」だった!?
- 「サンタクロース」や「クリスマス」を商業利用しておかしくさせた日本企業の恐ろしい闇とは!?
- 日本のおかしなクリスマス文化は海外(外国)から非難軽蔑され揶揄されている!?
- 仏教国「タイ人」のクリスマスも日本と同じく頭おかしいことが判明!?
- 仏教国タイでクリスマス(キリスト教文化)をやったら死罪じゃないの!?
- そもそもタイにはなぜ所縁もないクリスマス文化があるの!?
- クリスマス文化が誕生した最初の理由はなぜ!?歴史をひも解いて解説!
- クリスマスの日程(日にち)は世界各国で異なるって本当なの!?
- 実はクリスマスケーキだけは日本発祥の独自の文化だった!?
- クリスマスの「マス」や「メリー」の英語の意味は!?クリスマス(xmas)の名前の由来をわかりやすく解説!
- 日本人が使う「X’mas」の英語表記は大間違いで赤っ恥の勘違いだった!?
- 日本人のクリスマス文化がおかしい理由はなぜ?山口県が原因なの?~まとめ
日本人のクリスマス文化が頭おかしい理由はなぜ!?「海外の日本」文化の違いを比較検証!
「日本には独自のクリスマスケーキや商品セールがある!」
日本全国のクリスマスでは苺が乗ったクリスマスケーキを食べるのが定番ですよね。
でも、このクリスマスケーキを食べるのも日本独特の習慣で、そもそもアメリカではクリスマスケーキというスイーツの認識は薄い傾向にあります。
アメリカ人は、「クリスマスとケーキに何の関係があるのだろう?」と、とても不思議な気持ちになるそうです。
ちなみに、フランスではクリスマスに「ブッシュ・ド・ノエル」という
薪に見立てたチョコレートケーキを堪能するのが一般的なので、
あながちクリスマスケーキも全く的外れというわけではありません!
イギリスではクリスマスプディングという伝統スイーツを食べています。
(下記のページで覗いて参考にしてみましょう)
とはいえ、クリスマスに苺のショートケーキを食べるのは日本独特な光景だと言われています。
「日本はクリスマスにフライドチキンを食べる習慣がある!」
日本国内のクリスマスには、チキン(ケンタッキー・フライド・チキン)を食べるのが当たり前ですね。
もちろん、ローストチキンでなくても、ケンタッキーフライドチキンやこの何年かはコンビニエンスストアでファミチキ等々でも、「せっかくの年に1度のクリスマスだから~」と堪能する人も多くいます。
しかし、米国人からみたら、クリスマスだからといってクリスマスチキンを食べて楽しむのは不思議な感覚を覚えるそう。
アメリカ合衆国やイギリスではクリスマスには、ターキー(七面鳥)を食べるのが一般的です。
私たち日本人にとっては「チキン(鶏肉)であれば何でもいい?」という感覚もありますが、アメリカ人にとってはちょっとばかりこの光景は不思議に感じるそうです。
「日本のクリスマスは商業的な影響を受け過ぎている!」
日本中のクリスマスはなぜ独特な文化様式に変わってしまったのでしょうか?
理由は日本の商業におけるクリスマスに関するイメージ戦略の結果というのが最も大きな理由(原因)です。
クリスマスにチキンを食べる習慣は、日本ではクリスマスには最初からターキーよりもチキンが一般的だったので、更に簡単に食べられるケンタッキーフライドチキンがクリスマスにフライドチキンを食べることを広告することで一般家庭に定着しました。
また、クリスマスケーキは不二家のイメージ戦略で、クリスマスにクリスマスケーキというイメージを
一般家庭に定着させたのが始まりと言われています。
同じようにクリスマスの象徴ともいえる「サンタクロース」にも同じことが言えます。
詳しくは下記のページを参考にしてみましょう。
「日本のクリスマスは聖夜の意味を勘違いしている!」
日本ではクリスマスシーズン(24日~25日)にはカップルで、ロマンチックな時間を一緒に過ごすという印象がありますね。
でも、日本国以外の国(アメリカやヨーロッパ)では、クリスマスの時期には家族で集まって一家団欒で過ごします。
そもそもクリスマスの元々の意味と、「付き合っているカップルがロマンチックな時を一緒に過ごす」ということに全く関連性がないので、
実は海外の人から見るとこの風景はとても変な習慣に感じるのです。
最近では、「逆さクリスマスツリー(逆さツリー)」が海外を中心に注目されていますが、これもメディアでは「おかしな文化」として揶揄されています。
興味があれば、下記のページを少し覗いて参考にしてみましょう。
「日本のクリスマスは恋人と過ごす日という誤った認識がある!」
クリスマスがロマンティックな印象が先行しているのは、日本の独特な文化様式と言えます。
上記でも少し解説していますが、海外ではクリスマスは家族と過ごすのが一般的です。
ちなみに、クリスマスが恋人の時間という印象(認識)が、日本の国民に定着したことに関しては諸説あります。
クリスマスがロマンティックなカップルの日という認識が付いたのは、企業からのクリスマスに関するイメージ戦略が元であったことは間違いないようです。
恋人(彼氏または彼女)がいない人にとっては本当に鬱陶しい話ですよね。
フリーな人間にとっては、「平穏な戦前の日本に戻してくれ!」と懇願する人もいるでしょう。
しかし悲しいかな、今はフェエイスブックの普及などによって止まることなく国際化が進展していることで、「日本のクリスマスは恋人と時間を共にするものだ!」ということは、日本固有の文化として、どんどん日本の文化に根差していくことでしょう。
この認識は海外の人からすると、とても不思議に感じることでしょう。
同じようにハロウィンの文化も海外の人からすると、「日本人はおかしい・・・」と感じるようです。
下記のページもぜひちょっと覗いて参考にしてみましょう。
山口県こそが日本のクリスマスをおかしくさせた諸悪の根源だった!?
日本では12月25日になるとクリスマスイベント盛んになりますよね?
海外では「日本人のクリスマスの過ごし方はおかしい・・・」そんな白い目で見られているのも事実。
そもそも本来であればキリストの誕生を祝うクリスマスはなぜ日本に広まったのでしょか?
日本で最初にクリスマス文化を定着させたのは山口県です。
そんな山口県が発祥した日本人のクリスマス文化は、海外の人から見ても「おかしい」って認識されています。
綺麗なイルミネーションは魅力的ですが、クリスマスができた理由(起源)や歴史的背景を見ていきましょう。
日本で最初のクリスマスの起源は1552年の山口県からです。
当時、山口県にキリスト教の宣教師としてやってきたフランシスコ・ザビエルが、信徒を集めて12月24日にミサ(カトリック教会でおこなわれる祭儀)を行ったことが始まりと考えられます。
1560年ごろ、京都にキリシタンら100人ほどが集合し、盛大な降誕祭(こうたんさい・聖人や賢人などの誕生日を祝う祭典)を行ったという登記があります。
また、1568年にはイエズス会士ルイスフロイスにより、「織田信長と松永久秀がクリスマスにほんの僅か休戦した」という登記も存在することから、国内においても各地でクリスマスが実施されていたと思われます。
しかし、江戸幕府が1612年に禁教令(キリスト教禁止令)を発令し、ひとたびクリスマスは姿を隠してしまうのです。
つまり、ザビエルが山口県の人たちにキリスト宗教の文化を教えたのが、クリスマスが日本に根強くようになるきっかけでもあります。
しかし、この時点では、今みたいに商業化されていません。
日本のクリスマスをおかしくさせた本当の黒幕は「メーカー企業(産業)」だった!?
実は、山口県にクリスマスの文化が伝わった当時は、まだ県民も外国の方と同じようなクリスマスを過ごしていたそうです。
しかし上記で説明した通り、クリスマスの文化は江戸幕府が1612年に禁教令(キリスト教禁止令)を発令によって一時的に姿を消します。
その後、明治6年(1873年)に禁教令が解かれ、クリスマスも再活動します。
そして、信徒こと以外に僅かに、クリスマスにちなんだお話や歌などが、一般的に定着していったといわれています。
この時代から少しずつ日本のクリスマス文化はおかしくなっていきます。
明治37年(1904年)に、銀座の「明治屋」が商業用のスクリーンとして、最初クリスマスツリーをショップに飾り、大規模な話題を呼んだことで社会において広く浸透しました。
明治43年(1910年)には「不二家」がクリスマスの装飾ケーキを販売し、大正8年(1919年)には「帝国ホテル」が一般客向けのクリスマスパーティを開始。
その後も目まぐるしくデパートやホテルでクリスマスの飾り付けや販売が始まり、全国に拡大していきました。
昭和になり代わってから、銀座や渋谷、浅草などのカフェやレストランがクリスマスに因んだメニューを採用するようになりました。
つまり、日本のクリスマスは山口県が発祥ですが、日本のクリスマスは明治43年~大正9年くらいから、色んな企業がビジネスに利用して商業化され始めておかしくなりはじめました。
「サンタクロース」や「クリスマス」を商業利用しておかしくさせた日本企業の恐ろしい闇とは!?
企業がサンタクロースやクリスマスケーキをビジネスに利用したときからクリスマスの商業化が始まったんです。
これが日本のクリスマスがおかしくなって広がり始めた起源であり、歴史的背景です。
外国のクリスマスは七面鳥や牛肉、羊肉などいろいろなご馳走を準備して、日々、離れて生活している家族や親戚が集合しお祝いをします。
海外ではクリスマスは家族で過ごすため、12月25日ではお店がほとんど閉まっており、お家にいながら過ごすのが当たり前。
しかし日本ではどうですか?
日本のクリスマスはイルミネーションやCMなど町中で盛大なイベント行事になっていますよね。
外国で過ごされているクリスマスとは異なっており、「海外では日本のクリスマスの祝い方(過ごし方)は頭おかしい」とも言われています。
日本のおかしなクリスマス文化は海外(外国)から非難軽蔑され揶揄されている!?
日本のクリスマスは海外からすると「おかしい」と揶揄されていますが、その原因は下記にあると言えるでしょう。
✔日本ではクリスマスに七面鳥ではなくクリスマスチキン(ケンタッキー・フライド・チキン)を食べる
✔本来家族と過ごす風習なのに日本ではクリスマスを恋人と過ごすのが一般的
✔クリスマスにショートケーキを食べるの実は日本だけ
✔日本ではもらえるプレゼントは1個だけが定番!
✔クリスマスではなくクリスマスイブがやたらと盛り上がる
つまり宗教的な理念(認識)がない我々日本人にとって、クリスマスはセレモニー(祭り)なんです。
これも日本のクリスマスが「おかしい」と海外から意義を唱えられる理由の一つです。
つまり現在の日本のクリスマスは「クリスマスの歴史」の本当の意味を理解してないということ。
事実、外国の人の話を聞くと、「日本のクリスマスの過ごし方っておかしい」といった反応は多くあります。
この原因として、日本人がキリストの誕生を祝う義理はないから当然といえば当然なのでしょう。
✔日本ではクリスマスは「イベントセレモニー」✔外国ではクリスマスは「習慣や風習」といったところが日本の海外のクリスマスに対する大きな違いでしょう。
しかし、意外にも日本のクリスマスの歴史的背景(起源)は、古くから伝わる行事であることがわかりますよね。
きっと歴史とともにクリスマスやサンタクロースが商業化され始めてから、おかしくなったとの意見もあります。
そもそも日本はキリスト宗教に所縁(ゆかり)もなければ、クリスマスの文化もないから「日本でも催すのはおかしい」という外国人の意見も正論です。
ですが、別にクリスマスをイベントのように楽しむのも間違いではないですし、日本のクリスマスイベントに莫大な経済効果もありますし、決して否定されるものではないですね。
各々でクリスマスに対する解釈はあっても否定されるべきものではありません。
余談ですが、近年ではクリスマスに「ピニャータ割り」というのが日本でも流行ってきています。
流行りに乗り遅れないためにも、下記のページを覗いて参考にしてみましょう。
仏教国「タイ人」のクリスマスも日本と同じく頭おかしいことが判明!?
12月に突入すると楽しみになってくるのが「クリスマス」ですよね?
一般的にクリスマスはキリストの生誕祭として認知されていますが、気になるのが「なぜ仏教徒国家であるタイにクリスマスがあるのか?」ということです。
実質タイでは国民の95%が仏教徒、残りの5%がイスラム教徒と言われ、キリスト教徒は居ないにも等しい。
日本のクリスマス文化もおかしいと言われていますが、そもそも日本は無宗教であることと、ザビエルが来日してる歴史があるので、薄いですが所縁(ゆかり)はあります。
では「なぜ仏教国であるタイにもクリスマスあるのか?」疑問に思う人もいますよね。
ですが、タイには敬虔な仏教国でも、クリスマスイベントの場合は日本国内と同様のような認識で、「面白いお祭りイベント」という意識です。
実際、タイでは11月後半からクリスマスイルミネーションが街を彩りますし、イベント行事も勢いを増します。
キリスト教徒に所縁もないタイでもクリスマスは、カップルが盛り上がるイベントの1つとして、バレンタインやハロウィンと同様に考えられています。
日本でもタイでもクリスマスの過ごし方はそんな感じです。
単なる恋人たちが楽しく過ごすイベントの日という感じです。
そういう意味では日本とタイのクリスマスは、似ているところがあるかもしれません。
仏教国タイでクリスマス(キリスト教文化)をやったら死罪じゃないの!?
しかし、「仏教国でもあるタイでクリスマスなんてやって非難されないのか?」疑問に思う人も多いですが、タイのクリスマスは日本と同じようにロマンティックなイベントくらいな認識です。
タイは敬虔な仏教国。
僧侶は敬われ、男子は一生に一回は出家することが責務で、それが親孝行とさえ言われているのに、なぜクリスマスがあるのか?
現地に精通したジャーナリストによれば「日本のクリスマスと似ている」と発言しています。
つまり、仏教国であるタイ人もイベント好きな一般市民であり、『キリスト教徒でもなくしてクリスマス?』なんて指摘は、この時代ではもうやぼな考えというのがタイ人の認識なのです。
現在のタイ国は「仏教国でも楽しければそれで良い!ライトアップがキレイだから楽しい!」と細かいことは細かいことは気にしていません。
タイのクリスマス文化を経済活動に結びつけるしたたかさは、我々日本人と同然なのです。
キリスト教徒だとクリスマスは家族全員そろって静かに過ごす日ですが、日本やタイでは恋人たちのイベントになっている点も似ていますよね。
ですが、現在のタイのクリスマス文化はキリスト教とは、完全に切り離されて、楽しまれているというのが現状です。
「仏教国でもクリスマスを楽しんじゃおう!」というのは、日本人同様でタイ人国民性なのでしょう。
確かに、アメリカやイギリスでもすべての国民が、キリスト教徒の教えを忠実にも守っている人はいないのでしょう。
日本も一応は仏教国ですが、忠実に教え守っている人は多くはいません。
一般的にタイのクリスマスは12月25日ですが、実質的には11月の後半からすでにクリスマスのイルミネーションが街を彩り始めます。
ちなみに、日本と違い2月に中国の旧正月があることもあって、11月後半~2月の中旬まで、街はだらだらとクリスマスムードです。
そもそもタイにはなぜ所縁もないクリスマス文化があるの!?
しかし「タイのクリスマスの起源はいつから始まってるの?」そう疑問に思いますよね?
日本と違い山口県にフランシスコ・ザビエル聖職者が来日したわけでもないので、日本よりもタイにはクリスマスの歴史も起源もありません。
ですがクリスマスに関する楽しいイベントや、商品に関する情報がSNSやインターネット、TV放送などでいくらでも手に入るのが今の時代です。
つまりそこに「タイのクリスマスの起源の始まり」があるのです。
写真の撮影スポットにピッタリなクリスマスイルミネーションがタイの街に溢れ、ロマンティックなクリスマスの雰囲気を思う存分堪能できます。
タイのクリスマスは11月後半~2月までダラダラ続いているので、長くクリスマスが楽しめます。
その点では、日本と違うところですね。
日本では、シーズンが過ぎたらイルミネーションなどは、すぐに撤去されてしまいます。
日本よりもタイの方がクリスマスムードを長く楽しめるので、日本でクリスマスを堪能したあとに、同じアジア圏内であるタイに足を運んでも良いでしょう。
「楽しいイベントは盛大に盛り上がろう!」というタイの国民性が、今のクリスマス文化を作ったといっても過言ではありません。
つまりここに「タイで行われるクリスマス文化の起源の始まり」があるのです。
なので、日本でクリスマスを堪能したあと、タイに行けば2回もクリスマスを楽しむことができます。
興味があれば、ぜひタイに赴いてみましょう。
クリスマス文化が誕生した最初の理由はなぜ!?歴史をひも解いて解説!
日本ではセレモニーのようなお祭りごととして認知されているのがクリスマスです。
ですが、そもそもクリスマスができた理由って何なのでしょうか?
そこには意外な歴史的背景があったのです。
また時代とともに広がっていったクリスマスの文化ですが、現在ではイベントや祭りといった認識で、本来の目的とはことなるお祝いになっています。
クリスマスは、本来、キリスト教と呼ばれる宗教を信じている人たちだけに許されたお祭りです。
クリスマスは、このキリスト教を始めた、「イエス・キリスト」の誕生日(たんじょうび)を祝う習わしというものになります。
イエス・キリストが生まれたのは、今から2000年近くも前となりますが、キリスト教を信じている人(クリスチャン)は、現在でもクリスマスをして例年イエス・キリストの誕生日をお祝いしてます。
つまり、クリスマスと称しているのは、実際はキリスト教を信じていない人にはすべてく関係のないお祭りです。
だけど、我々日本人は、お祭りが大好きな国民性です。
イエス・キリストなどとちっとも関係がなくても、気付いたら国民クリスマスのお祝いをする状態になっていきました。
しかし、お祝いと言っても日本のお祝いの仕方は、他とは全然ちがっているのも事実です。
キリスト教を信じている人達のクリスマスは、教会に出かけてお祈りしたり、家の中で家族揃って食事をしたりと、割に控えめなものなのです。
日本の一般的なクリスマスは「イルミネーションやイベント」など、セレモニー的な要素がメインです。
つまり、クリスマスは日本人が勘違いしてる文化とも言えるのですが、逆に言えば、日本は色んな文化を受け入れる寛容な国民性でもあるじゃないですか。
上記で解説したように、そもそもクリスマスができた理由は、キリスト殉教者がイエス・キリストの出生を祝うことを目的にする祝祭が起源(由来)だとされています。
ですが、聖書の執筆によるとイエス・キリストの誕生日は、10月の1日もしくは2日が有力説や、9月15日説を唱える天文学者も存在して、正確ではございません。
それにも関わらず12月25日がクリスマスになったのには、古代から執行されていた「冬至の祭り」が関係しています。
その当時のローマ帝国では、太陽を神と崇敬する太陽信仰を行なっていましたが、秋のシーズンから冬にかけて日照時間が短くなると死が近づくにつれ怖がられていました。
ところが、冬至を境に日が長く変貌することから、それを太陽の再燃として祝福していたのです。
一説によると、その冬至の祭りが、イエス・キリストの誕生日としてお祝いされることになりますが、それはイエス・キリストが「世の光」と称されていた為と考えられています。
簡単に言えば、クリスマスはキリストを生誕祭として祝う前に、ローマ帝国の「冬至の祭り」でしたが、
「冬至の祭り」が時代とともに変化して、キリストの誕生を祝うクリスマスになっていきました。
それがキリストの生誕祭を祝うクリスマスがに変化したのが理由です。
ですがあくまでも一説なので、いろんな説があるようですね。
クリスマスの日程(日にち)は世界各国で異なるって本当なの!?
クリスマスの日程には、教派や地域が異なれば数種類が存在します。
みんなが広く使うカレンダーで表すと「12/25、1/6、1/7、1/19」 の4種類となるのです。
古くからキリスト教の文化を持つ欧州では、クリスマスはキリスト教の誕生を祝う習慣としてあるということも考えられます。
アメリカ、イギリスなどの各国で習慣(風習)は異なりますが、キリスト教の誕生を祝うのがクリスマスというのは共通の認識として現在も語り継がれています。
しかし日本や韓国のアジア圏では、お祭りのセレモニーのような認識ですよね。
上記でも解説したように、日本で最初のクリスマスは山口県です。
イエズス会宣教師で、フランシスコ・ザビエルとともに、日本で布教したコスメ・デ・トレースが、1552年に現在の山口県に当たる「降誕祭」をしたのが、日本中でおける最古のクリスマスだと言われています。
ですが時代とともに商業化やCM、メディアでの扱われ方、名物イルミネーションなどの歴史的背景を経て現在の祭りごとに変化したのです。
つまり、日本で最初のクリスマスが山口県だったのですが、「商業化やSNS、メディア」の影響でおかしくなってきました。
メディアが少しずつ日本やタイなど、アジアのクリスマスの歴史を作っていったところもあります。
現在のクリスマスはイルミネーションとか綺麗ですよね!
毎年、ケンタッキーのCMが流れるし・・・
でも海外では「日本のクリスマスは頭おかしい!クレイジーだ!」っていう意見もあるみたいですね。
現在のクリスマスはアジア圏などのキリスト教でない国々にも広がっています。
特に日本では,宗教的な意味合いなど考えずに,お祭り気分で祝います。
国内では12月にもなると、街がイルミネーションで飾られ、クリスマスソングが流れていますよね。
実はクリスマスケーキだけは日本発祥の独自の文化だった!?
日本のクリスマスケーキは、派手にデコレーションされたものがたくさんありますが、華美なクリスマスケーキは日本オリジナルなものです。
海外ではクリスマスケーキを食べる文化は全くありません。
つまりクリスマスケーキを食べるのは日本だけの文化なのです。(詳細は下記のページを参考にしてみましょう)
また、昭和後期から平成初期ごろにかけては、クリスマスは家族で過ごすより、恋人と過ごす日という認識も強いことが殆どです。
日本においてはまだ歴史の浅い現在のクリスマス。
プロテスタントやカトリックの信者じゃないのなら、その祝い方にルールは無いとも言えます。
今後もクリスマスの祝い方は変化し続けると予測されます。
日本もクリスマスが伝わり始めた過去にはちゃんと様式を守っていました。
しかし、キリスト教である海外ではクリスマスの文化や習わしは変わってませんが、現在の日本ではセレモニーのように変化しましたよね。
これは日本やアジア圏がキリスト教と所縁がなく、本来のクリスマス文化とまったく関係していないことが理由でしょう。
ここまでの話を総括すると、クリスマスができた理由はキリスト教徒の信者が、「イエス・キリスト」の生誕祭を祝う風習が歴史的背景の起源です。
なので、アメリカやイギリスなどの各国のクリスマスの祝い方は現在もあまり変わることなく、家族で過ごすというのが一般的。
最初は日本でも同じようにクリスマスを祝っていました。
ですがキリスト教の文化がない日本とするアジア圏では、「名物イルミネーション、カップルデートスポット、商業化」など時代ともに変化しています。
この理由としてTV番組での扱われ方や企業の商業化などのが歴史的背景にあると考えられています。
日本のクリスマスは「TV番組とかクリスマスイベント、イルミネーション」などでお祭りみたいになっているのも事実です。
キリスト教やクリスマスに縁も所縁もない日本やアジア圏は、
メディアの影響でお祭りみたいな認識になったというのが広がった理由です。
もちろん「日本のクリスマスはおかしい、変だよ」と海外でも言われているのも事実です。
クリスマスの「マス」や「メリー」の英語の意味は!?クリスマス(xmas)の名前の由来をわかりやすく解説!
もうすぐ12月ですが、多くの人が「12月のイベントといえばクリスマス」と口を揃えて言いますよね。
ですが、そもそも「クリスマス」ってなぜクリスマスという名称が付いたのでしょうか?
私たちの生活に当たり前のように存在しているクリスマスですが、ちょっとだけ名前の由来について考えてみましょう。
まず、クリスマスの「マス」の意味や英語表記などについても解説しているので見ていきましょう。
クリスマスの「mas(マス)」は「mass」のことで、この「Mass」は大文字で始めることが大半です。
そもそも「mass(マス)」はラテン語の「missa(ミサ)」に由来する英単語です。
「ミサ」と称されているのは、ローマカトリック教会で、神を讃え、キリストを介しての救いを記念して賛美とお礼を捧げ、聖体拝領を務める典礼となります。
聖典朗読、祈願、信仰宣言、賛美の歌を含むわけです。
つまりラテン語の「missa(ミサ)」が「mass(マス)」に変化したのが由来です。
簡単に言えば、「マス」はラテン語の「ミサ」のことを意味していて、この「ミサ」は賛美の祈りを意味しています。
そして、「ミサ」という言葉の意味が時代とともに変化していき「マス」になったのが経緯と言うのが一番有力です。
次にクリスマスの「クリス(Christ)」は、「Christ(キリスト)」「Christian(キリスト教徒)」「cross(十字架)」の略です。
クリスマスの「クリス」はヘブライ語で「救世主」を意味する「メシア」のギリシャ語訳が「クリスト(Xριστος)」のこと。
これが変わって英語の「クライスト(キリストChrist)」になったわけです。
上記で解説しましたが、「mas(マス)」は「mass」のことで、かつては、ラテン語の「missa(ミサ)」に由来する英国単語と考えます。
ミサとは、ローマカトリック教会で、神を讃え、キリストによる救いを記憶して賛美と感謝を捧げ、聖体拝領を担う典礼になります。
だから、クリスマス(Christmas=キリスト降誕祭)とは、「Xριστος(ギリシャ語)+missa(ラテン語)」が、英語の「Christ+mass」となります。
悪しき和製英語「X’mas」と書かず、適正に「Xmas」と登記してましょう。
一番最適なのは、略さず「Christmas」と記載することが大切です。
つまり「クリス」はChrist(キリスト)で、「マス」はラテン語のmissa(ミサ)になり、この二つが合わさって「クリスマス(キリストの降誕祭)」という意味します。
日本人が使う「X’mas」の英語表記は大間違いで赤っ恥の勘違いだった!?
しかし、ここで「なぜXmasと多くの人が表記するのか?」疑問に思いますよね。
まず「X’mas」のように、省略符「’(アポストロフィー)」をつけて記入するのは間違いです。
日本においては、この表記法が街中にあふれ返っていますが、正確に言えば「Xmas」です。
「クリスマス」は英米語で書き表しますと “Christmas” です。
”Christmas” を全部ちゃんと示した場合ちょっと長い印象がありませんか?
“Xmas” の方が短くてアッサリしているでしょう。
その影響を受けてか、日本国内ではクリスマスセールのPOPに “X’mas SALE” と記されていたり、クリスマスカードには “Merry Xmas” が使われている傾向も強い印象です。
Christmasが「Xmas」と略されるにはギリシア語が影響を及ぼしていることが分かりました。
ギリシア語には英米語の “X” かのようなような形の “chi” という文字が存在します。(発音は[/kaɪ/])。
そして、その “X” にそっくりの単語こそが、「キリスト」に当るギリシア語 “Χριστός(Christos)” の先頭の文字ということですね。
“Christmas” のことを “Xmas” と記載するのは数百年も前からあったようで、当時は “X” という文字がキリストと同じ略語として活用されていたそうです。
また「X」が「cross(十字架)」の略にもされているのは、「┼」を45度転回すると「X」となるからという説が存在します。
つまりChristmasの「Christ」=ギリシア語の“Χριστός(Christos)=「X」になったということになります。
「X」が十字型に似てるから「Xmas」になっていったという理由の方が理解しやすいという意見もあります。
要するに似てるからということで、Christmasが省略されて「Xmas」になったということです。
Merryはハッピーなとか陽気とか、そういう意味合いが想定されます。
Merry Christmas(Xmas)!と人に言う意味は、「ハッピーなクリスマスをお過ごし下さい!」って意味を含めてです。
ですから日本以外ではクリスマス前から、「Happy Christmas!」「Merry Christmas!」と称してかけたりもします。
「Merry Christmas!」 は英語の文にすると I wish you a merry Christmas!
つまり「ハッピーなクリスマスをあなたにお祈りします」 という意味です。
この文の形式でもよく活用します。
このように、実はクリスマスの名前には深い意味があり、そこには歴史があったことがわかります。
また上記で紹介していますが、「Xmas」という表記でクリスマスを記している人も多いですがこれは略語です。
綴りが長くて面倒ですが、ちゃんと「Christmas」と表記するようにしましょう。
また、多くの人が楽しみにしているクリスマスですが、日本人は「カップルの楽しいイベント」という認識しか持っていませんよね?
実はこの認識は間違いであり、大勢の人が商業化されてクリスマスイベントに騙されているのです。
当サイトでクリスマスについてもっと理解を深めていきましょう。
日本人のクリスマス文化がおかしい理由はなぜ?山口県が原因なの?~まとめ
このページであなたのお悩みは解消されたでしょうか?
日本のクリスマス文化は海外の人からすると、多くの人が「おかしい」と感じていますが、実は、日本もクリスマスにまったく所縁が無いと言うわけではないことが、この記事を読めばわかるともいます。
海外では「おかしい」と思われる日本のクリスマスですが、様々な文化を受け入れる日本の寛大な国民性から来ているのも事実なので、「日本のクリスマスはけっして否定されるべきものではない」という意見もあります。
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