クリスマスプディングはマズイと日本人からは、不評が多いのも事実です。
ですが、実際に食べた人は「クリスマスプディングをなぜマズいと感じたのか?」知りたくなりますよね。
また、多くの人が勘違いしていますが、クリスマスプディングは子供でも美味しく食べられるような正しい食べ方や作り方があるのです。
では、ページを読み進めて見ていきましょう。
クリスマスプディングはまずい味だった!?母国イギリス人も大嫌いな伝統スイーツについて
実はクリスマスプディングは日本人には馴染みのない味で、「マズイ(まずい)」と大不評なのは知っていますか?
実は、アンケート調査によるとクリスマスプディングを食べて不味い(まずい)と感じた日本人は全体のほぼ60%います。
つまりクリスマスプディングを食べて、「不味い(まずい)」と感じている日本人は意外にも多くいることが分かります。
これに関して、実はプディングは必ずしもお菓子ではなく、「小麦粉や油脂、卵」を混ぜた生地に広い範囲に亘る具を入れて、蒸したり、煮たりしたもので、家庭ごとに味があります。
具材にプラムやドライフルーツが取り入れられる傾向が強いため、プラム・プディング (plum pudding) とも表現されています。
味や口当たり、外見は日本人がイメージするケーキや一般に「プリン」と言われているカスタードプディングとはかけ離れています。
味は濃厚で芳醇、その口当たりは「ドライフルーツが舌に絡む」とも評価されるが、イギリスでは「まずい味でおいしくない味」という意見も珍しくないので、母国でも賛否両論あることは間違いありません。
また、家庭によってはクリスマスプディングに、キャンディーケーイン(飴)を混ぜて作る人もいます。(下記のページを参考にしてみましょう。)
同じよにアメリカもイギリスと似たしきたりで、クリスマスプディングをご自宅で贈り物を交換しあう因習もある。
ですが、実際に日本人が「クリスマスプディング」を食べてみると、まずい味との酷評が多く寄せられている。
では、口コミを見ていきましょう。
「クリスマスプディングはマズイ味なの!?」日本人に感想を聞いてみた!
「正直言って、マズイ(まずい)・・・」
砂糖は甘いしスパイスの味が喧嘩していてマズイ!
まずい!
二口で食べられないから途中でギブしました!!
錆びた鉄の匂いがして「臭い!マズイ!苦い!」の三重苦って感じ・・
もう二度と食べないと思います・・・・
クリスマスプディングとはマズイ(まずい)スイーツです!
イギリス人はなんでこんなまずいスイーツを食べられるのか?
不思議・・・
結論として、クリスマスプディングってマズイ味でしたね。
なんだろう甘ったるくて鉄の錆びた匂いもしたかな・・・・
も確かにクリスマスプディングは日本人からの評判は悪いみたいですね。
「レーズンを燻製したようなマズイ味かな」
全体的に味がくどい!
ドライフルーツの甘みが消えて、シナモンとかグローブの味がかっちゃってる!
日本人の口には合わないように感じるマズイ味!
食べたことないけど、レーズンを燻製したらこんな感じなのかな?
正直、日本人が食べるようなものではないかと・・・
マズイ(まずい)です・・・・
香りもどことなく臭い・・・・
「シナモンっぽいけど、なんでまずいんだろう?」
シナモンっぽいけど・・・・
薬っぽい激甘の味のシナモンを食べているような感じです!
味はまずいかな・・・
仕方ないので、家に余っていた生クリームを乗っけたらギリ食べれました。
味がくどいというか・・・香辛料を食べてるみたいと言うか・・・
まあ、とにかく不味い(まずい)です・・・
生クリームを乗っけると美味しく食べれますよ( ^)o(^ )
どうでしたか?
このように多くの日本人が「クリスマスプディングは口に合わない・・・」という感想を持っています。
もちろん、怖いもの見たさで食べてみるのも良いかもしれませんね。
また少し話は脱線しますが、実は私たち日本人は、「クリスマス文化」や「サンタクロース」に関して、大きな勘違いをしています。
下記のページを覗いてぜひ参考にしてみましょう。
イギリスの伝統スイーツ「クリスマスプディング」を子供も好む絶対に美味しくなる作り方を紹介!
クリスマスプディングを美味しく作る材料
✔卵…1個✔溶かしバター…10g✔なたね油(サラダ油でも)…40g✔ホットケーキミックス…200g✔砂糖20g✔荒くみじん切りしたリンゴ…半個✔レーズン…30g✔ドライフルーツorジャム…大さじ2✔クルミ…30g(私はミンスパイにも使うアヲハタ、クリスマスプレザーブを使用)
✔ブランデー…大さじ2✔ジンジャーパウダー…小さじ1✔ナツメグ…小さじ1✔シナモン…小さじ3✔ココア…大さじ3✔生クリーム(なくても可)…適量
1、✔の材料をまず最初に混ぜてミックスし、その他の✔の材料(食材)を加えよく混ぜる。
2、炊飯釜に入れ、ご飯を炊く炊飯器(すいはんき)で炊飯ボタンを押すだけ!(ココアを振る時は、茶漉しを使うのがオススメ!)
3、完成した後に生クリームを添えると一層美味です!!(泡立てる時、ラム酒を少し垂らすのがコツです。)
この過程で作った「クリスマスプディング」はしっとりとしたフルーツのスパイスケーキといった感じです。
大人の味ですが、そこまでクセがないので子供にも大好評です。
ちょうど良い温かさになってからクリスマスプディングを口に入れてみると、ドライフルーツがいっぱいで具沢山です。
甘さも程良く、ちょっとだけ酸味が利いているので、子供も大人も美味しく食べられます。
クリスマスプディングの生地は、みっちりもちもちっと弾力があり濃密でクセになります。
「見かけはあまり美味しそうではないな・・・」と考えている人でも一口食べれば美味しいです。
本来クリスマスプディングは熟成させて食べるのが主流だった!?
クリスマスプディングの情報を集めるとどうしても良いうわさを聞かなことが多いですよね。
「日本人の口には合わないとか、作成して1ヶ月以上寝かせるのでかび臭いとか、牛の脂が含まれているから臭いとか…」
ですが、イギリス人に質問してみると「好みはあるけど、美味しいよ!」と答えを返す人もいます。
しかし、さらに調査すると、「クリスマスプディングがマズイ」という悪いうわさを払拭する情報もあります。
上記で登場した「牛の脂」を使うというのは、「ケンネ脂」と呼ばれる、上質の脂だということです。
これは腎臓を包む脂で、加熱処理するとバターのように溶けます。
つまり「クリスマスプディングがマズイ」と言うのは、何年も寝かせたクリスマスプディングのことです。
クリスマスプディングは1ヶ月程度寝かせたものがおいしいのですが、「寝かせるほどおいしい」として、高級店などでは数年物も購入できるものもあります。
基本的に、クリスマスプディングは1ヶ月ほど寝かせることで、美味しくなるスイーツとも言えます。
「腐らないの?」と思いますが、缶に入れて密封することで腐らずに熟成できるのでオススメです。
クリスマスといえばイギリスの伝統スイーツ「クリスマスプディング」をたべる習慣があります。
ですが、日本人には「まずいスイーツ」だと言われています。
クリスマスプディングがイギリスの伝統スイーツになった由来とは!?
クリスマスプディングとは、ドライフルーツがギュッと混ざったイギリスの伝統を受け継いだクリスマスケーキのことを指します。
あの人気映画「ハリーポッター」の世界でも幾度となく映っているので、認識している方も多いのではないでしょうか。
クリスマスプディングの起源は中世のプラム・ポタージュ(果物や香辛料が入ったコッテリスープ)でした。
それがフィギー・プディング(Figgy Pudding / ザクロやレーズン、乾燥果実、香辛料、ワインを含む、柔らかいお粥状のポリッジ)に発展して今の形になったと思われます。
16世紀に至るまでにクリスマスのシンボルとしての地位を確立し、清教徒革命中のクリスマスでは、クリスマスプディングはミンスパイと共に製作を阻害された。
チャールズ2世の時代に原料に増粘剤がプラスされて、今のような固形の伝統菓子になりました。
その後、チャールズ・ディケンズが著した『クリスマス・キャロル』にも固形状のクリスマスプディングが出てくる。
そしてヴィクトリア女王がクリスマスプディングを英国王室のデザートに摂り入れてから、イギリス国民のクリスマスを象徴的に示すデザートとして定着した。
つまり、クリスマスプディングも、「サンタクロースやハロウィン」と同じで伝統(歴史)があるのです。
正しく文化を理解するために、下記のページもぜひ参考にしてみましょう。
文化(歴史)を正しく理解しないと、日本で毎年ニュースになっている、「ハロウィンイベント」のような悲惨な状況になってしまいます。
イギリス人はクリスマスプディングに火をつけて運勢を占うって本当!?
イギリス人はブランデーやリキュールをクリスマスプディングに直接かけ、火を灯して燃え上がらせて食べています。
火が消えたらカットし、好みに合わせてソースやクリームをトッピングして食べるのが主流です。
プディングを蒸し上げる前、願い事を行ないながら生地に指輪やコイン、指貫などの小物を混ぜ込む儀式が行われるというような食べ方もあります。
この儀式は十二夜でケーキの中に護符を入れる習慣に由来しており、切り仕分けされたときに的中した小物を見て未来の運勢を占うのが定番です。
なんと生地のなかにコインや指輪を組み合わせ込んで、将来の運勢を鑑定するのです。
「コイン」は億万長者に、「指輪」は今後幸福に、的な含みがあるとも言われています。
また、せっかくクリスマスプディングを食べるので、「ピニャータ割り」も取り入れてみてはどうでしょうか?
きっと楽しいクリスマスになります。
クリスマスプディングは英語のスペルで何て言うの!?
クリスマスプディングは英語のスペルで「Christmas pudding」と記述します。
プリンをイギリス英語で言うと『pudding(プディング)』と示します。
プディングいう意味は甘いカスタードプリンが主流とお伝えしました。
ですが、甘くないプディングの料理を伝えたいケースだと、ヨークシャープディングなど〇〇プディングと言いましょう。
クリスマスプディングもこれにあたりますね。
クリスマスプディングはまずい味?子供の好む美味しい食べ方とは?~まとめ
このページであなたのお悩みは解決できたでしょうか?
イギリスのクリスマスの夜、家族やカップルで食べるブランデーの効いた親しみやすいの「クリスマスプディング」です。
作り方は、家庭によって様々で、ふわふわのスポンジに生クリームといちごのケーキにしている家庭もあります。
ですが、滴るようなブランデーバターやクリームを添えたイギリスのクリスマスプディングも是非一度チャレンジしてみましょう。
寒い時期に食べれば、身も心もポカポカ暖まるでしょう。
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