クリスマスオレンジの由来はカナダ発祥?愛媛八幡浜みかんと関係は?

クリスマス
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カナダではクリスマスの時期に愛する人へミカンを贈るという文化があります。

これが「クリスマスオレンジ」と言われていますが、この由来は何処から来ているのでしょうか?

では、ページを読み進めてみていきましょう。

 

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クリスマスオレンジはカナダで何する文化なの!?

カナダに伝わる風習として「クリスマスオレンジ」があります。

でもクリスマスオレンジっていったい何だと思いますか?

オレンジ色と言うわけではなく「クリスマスにプレゼントするミカン(みかん)」のことなんです。

そして、クリスマスオレンジの文化を楽しむ活動は具体的に下記になります。

クリスマスツリーにクリスマスオレンジ(温州ミカン)を飾る

大切な人にクリスマスオレンジ(温州ミカン)をプレゼントする

クリスマスオレンジ(温州ミカン)を使ったスイーツを食べる

このように、カナダで色々な方法でクリスマスオレンジ(温州ミカン)を活用して、クリスマスを盛り上げています。

これが、カナダでクリスマスの時期に親しまれている「クリスマスオレンジ文化」の由来(発祥起源)なのです。

しかし、その文化は最近になって日本でも定着し始めており、イベントを積極的に行っている県もあります。

 

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日本でもクリスマスオレンジ文化が定着し始めている!?

カナダで楽しまれている「クリスマスオレンジの文化」は、近年、日本でも積極的に行われております。

日本では八幡浜・佐田岬地域でクリスマスオレンジ(温州ミカン)に関するイベントが実施されています。

これはカナダではクリスマス文化と同様で、家庭やご近所さんで楽しむので日本の八幡浜みなっと・佐田岬地域のようなイベントはほとんどありません。

そして、クリスマスオレンジの中でも特に希少なのが、愛媛県の発案により同実行委員会と郷里の農家さんの協働で実現した「ハート型みかん」です。

 

この「ハート型みかん」はカナダでクリスマスにあげるプレゼントとして非常に人気を集めています。

「ハート型みかん」の製造工程もこだわっており、型枠や木箱の製造は郷里の木工所に委託し、魅力があるハート型にするのは特に悪戦苦闘状態の連続だったそう。

現在ではイオングループのショップでも、「クリスマスオレンジハート」という切り口で温州みかんの販売がスタートしており、カナダよりも日本のほうが「ハート型みかん」を購入しやすい環境が整っています。

 

現在ではカナダや愛媛県(八幡浜)だけでなく、徳島県や和歌山県でも「クリスマスオレンジ」や「ハート型みかん」が注目され始めています。

さらに、クリスマスオレンジと同じように、近頃では「逆さクリスマスツリー(逆さツリー)」が海外を中心に日本国内でも注目されています。

ですが、これもメディアでは「おかしな文化」として揶揄(非難)されていますが、「いつものクリスマスツリーよりも斬新でキレイ」という意見もあります。

興味があれば、下記のページを少し覗いて参考にしてみましょう。

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クリスマスオレンジの由来は日本とカナダどっちが発祥地なの!?

「クリスマスにみかんを贈り合う風習」は、国内でも生産量が高い愛媛県が独自に習慣を作っているかと思いきや事実は異なります。

「クリスマスオレンジ」は代々カナダに伝わる伝統文化なのです。

古くからカナダでは柑橘類(オレンジ)が希少になるクリスマスのシーズンに、日本国内から輸入した温州みかんをクリスマスオレンジと呼称して愛する人にプレゼントする風習があります。

 

もちろん日本でも「みかん産地である八幡浜みなっとからみかんを大事な人にプレゼントする風習であるクリスマスオレンジを拡大しよう!」ということで、色々なイベントが実施されます。

そして、クリスマスオレンジにおいて流行の起源(きっかけ)となったのが「ハート型みかん」。

下記の記事で解説しているように、日本は意外にもクリスマスやハロウィンから、日本独自の文化を創り出している国でもあるのです。

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カナダでクリスマスオレンジが定着したのは日本のおかげ!?

確かに、クリスマスオレンジの発祥はカナダですが、カナダではもともとミカンの生産量が少なく、そこでミカンの生産量が多い、日本が一躍買ったのです。

もちろん、日本でも「ハート形ミカン」の生産量が少ないため、ハートみかんだけの発売はされておらず「ハートみかん入りクリスマスオレンジ」として市販されています。

 

現在では、販売ルートも検討中という話もありますが、ハート型のみかんはかなりの珍しい品物です。

このように、クリスマスオレンジの言葉の起源(由来)はカナダからきていますが、19世紀に日本から移住してきた人々が故郷から輸入していた、「温州みかん」の風味がカナダ人にも大人気となり、ついにはカナダ中に定着したのです。

つまり、クリスマスオレンジがカナダで定着したのは日本の恩恵を受けたおかげなのです。

 

実は、日本国内の温州みかんは海外へ多く輸出されており、そのうちの約70%がカナダへ輸出で営んでいるそう。

というのも、過去にカナダでは、冬になると口にできるフルーツがなかったため、カナダの商社が金に糸目をつけずに日本から「温州みかん」を輸入して販売を開始しました。

それ以後、温州ミカンは「聖なる果実」として、カナダではクリスマスシーズンの告げる風物詩となっています。

日本国内の原産であるこの温州ミカンが遠くのカナダでは、「聖なる果実」と呼ばれているなんて幸せなことです。

つまり、カナダで言われているクリスマスオレンジというのは「日本で生産される温州ミカン」と言う事なのです。

 

カナダではオレンジの生産量が少ないために、クリスマスになると日本から愛媛県の温州ミカンを大量に輸入しています。

それだけでなく、下記に記事で解説しているイギリスの伝統のクリスマススイーツである「クリスマスプディング」にオレンジピールを加えて香り付けする家庭もあります。

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今でもカナダのクリスマスオレンジ文化に一番貢献しているのが日本!?

実は、カナダで楽しまれている「クリスマスオレンジ(みなん)」は、ほとんど日本からの輸入から成り立っています。

では、「日本がカナダに輸出しているみかんの量ってどれくらいなのでしょうか?」

その答えは、その年によって誤差がありますが、おおよそ2000トン~2500トンだと言われています。

 

このミカン(蜜柑)の輸出量から、「いかにカナダが日本の温州ミカンをクリスマスオレンジとして利用されているのか?」わかりますよね。

近年では、カナダだけでなく香港などのアジア圏にも輸出されていることから、日本産のミカン(みかん)が流行り始めています。

ぜひ、機会があれば口に入れてみましょう。

 

まさか、カナダで楽しまれているクリスマスオレンジの正体が、日本の「温州みかん」だとは思わなかった・・・」と思う人は多いでしょう。

しかし、実はクリスマスは外国発祥(海外発祥)のイメージがありますが、日本から発信しているものも多くあります。

例えば「クリスマスブーツ」も日本が発祥ですし、クリスマスは今や全世界共通のイベントになりつつあり、とりわけ、日本が深くかかわっているのが、カナダの風習である「クリスマスオレンジ文化」と言うわけです。

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カナダと日本を繋ぐクリスマスオレンジの歴史はこれからも続いていく!?

カナダと日本におけるミカン(クリスマスオレンジ文化)の長い歴史は、おおよそ100年以上も昔から今でも続いています。

クリスマスオレンジの文化は西海岸のバンクーバー近郊で、日本からの移民がみかんの栽培をスタートしたのがきっかけです。

 

当時カナダの国産(カナダ産)オレンジに比べて日本のミカン(クリスマスオレンジ)は皮がむきやすく食卓に馴染みやすいこともあり、

最初は「テーブルオレンジ」と親しまれ普及しました。

他にも、カナダのクリスマスはアメリカのようにクリスマスオレンジをプレゼントする風習もありましたが、アメリカのサンタクロースのように靴下にみかん(クリスマスオレンジ)を入れて愛する人にプレゼントする文化もあります。

興味があれば、下記のページを覗いて参考にしてみましょう。

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日本はカナダのクリスマスオレンジ文化にどれくらい貢献してる!?

カナダではクリスマスオレンジをするために、日本からミカンを輸入しています。

九州からカナダへのミカンの輸出は佐賀、熊本両県内のJAを集中的に拡大しています。

ちなみに、平成10~15年は、両県(佐賀県・熊本県)のトータルで年間3千トン前後のミカンがカナダに輸出されています。

つまり、「静岡、愛媛」などを含めた日本全国では4500トンに上るほどカナダではみかんの需要が高まっていきました。

 

だが、カナダへのみかん(クリスマスオレンジ)の輸出に、平成19年ごろから突然怒った円高減少が円滑だった輸出にブレーキをかけました。

円高で輸出価格が上昇したことにより、カナダ市場はより安価で取り寄せられる韓国産や中国産のミカンを輸入するようになっていきました。

そこに追い打ちをかけるように、日本からカナダへの長すぎる輸送日数の問題も浮上。

 

とくに九州産から輸入するミカンは博多港から韓国・釜山経由してからカナダ・バンクーバーへ船便で運搬される。

この結果、九州産からのミカンは到着に3週間~4週間かかり、安価なライバル(韓国産や中国産のみかん)と戦えるほど「みかんの品質」を維持することが難しかったのです。

これらによって、カナダへの輸出は減少の一途をたどった。

平成24年の輸出量は、佐賀、熊本両県をトータルすると1200トン程度にまで輸入が落ち込みました。

しかし、カナダと入れ替わるように、アジア圏で愛媛県の温州ミカン人気になっています。

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日本のミカンはアジア圏でも需要が高まっている!?

近年では、カナダだけでなく、アジア圏全般で日本のミカンの需要が高まっています。

台湾や香港、タイなどに於いては、富裕層を集中的においしく安全な「日本産食材」への関心度が高い傾向にあります。

それだけでなく、ミカン(蜜柑)の運送に3週間~4週間ほどの時間を要するカナダと違い、九州から近いアジアへは日本国産のミカンは3日で届くのも人気の理由。

つまり、高品質なミカンを、鮮度を保ちながら美味しい状態で届けることができます。

平成24年の安倍晋三政権発足後に拍車をかけた円安も追い風に、まだまだアジアへのミカン輸出が進んでいます。

 

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クリスマスオレンジ文化は「日本愛媛県八幡浜市みなっと」で積極的にイベントが行われている!?

クリスマスオレンジはもともとカナダで行われていた文化でしたが、カナダの「クリスマスオレンジ」の文化を最初に注目したのが愛媛県八幡浜市というわけです。

中でも、みかんの生産量が多い愛媛県八幡浜・佐田岬地域では、カナダのクリスマスオレンジにちなんだ、様々なイベントを実施しており、有名なのがみなっとの「極上のみかんで作った巨大なみかんオブジェ」です。

これは、愛が詰まったハートみかんを大事な人に情愛を込めてプレゼントするクリスマスオレンジの文化をオマージュしています。

 

八幡浜ではクリスマスイベントとして2013年からオープンさせており、大事な人へみかんをプレゼントするクリスマスオレンジの風習の定着とともに、八幡浜のみかんの魅力を届けていくという計画です。

クリスマスオレンジを利用して、大事な人にみかんをプレゼントしようという体験型のイベントで、みかんを使用したスィーツなど八幡浜の美味しい料理も取扱っています。

他にも愛媛県八幡浜市みなっとのイベントでは、「みかん検定や3人1組で行うクイズ」や「みかんを使ったスィーツ」など、八幡浜みなっとの旨いものを実用化した屋台村なども設置しています。

 

愛媛県八幡浜市のクリスマスオレンジイベント(温州みかんイベント)のアクセス方法を紹介!

開始歳月2018年12月15日
スタート時間15:00~20:00
開催地点道の駅みなとオアシス 八幡浜みなっと
場所愛媛県八幡浜市字沖新田1581-23
問い合わせ先0894-21-3710(みなと交流館)
利用料入場無料
交通機関JR八幡浜駅から車で5分
自家用車での交通機関大洲ICから車で25分
パーキングエリア有(無料臨時駐車場も有)
パーキング代無料

 

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クリスマスオレンジの由来はカナダ発祥?愛媛八幡浜みかんと関係は?~まとめ

このページであなたのお悩みは解消されたでしょうか?

カナダ発祥のクリスマスオレンジの由来には、実は日本の愛媛県から生産されている「温州みかん」が大きくかかわっていることが分かりましたよね。

このようにクリスマスの由来とは無縁に見えている日本でも、

実は日本発祥のクリスマス文化もあると言うことがわかりましたね。

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