新築なのにゴキブリが出ることってありますよね。
新築のマンションだろうがアパートだろうが戸建てだろうが、ゴキブリは家の中で出るものです。
では、「なぜ新築なのにゴキブリが出るのか?」、「どこからゴキブリは入ってくるのか?」ページを読み進めて見ていきましょう。
ゴキブリが新築物件に出るのはなぜどこから入るの?ゴキブリの侵入経路について解説
理由①:「人が持ち込む物に付いて来る」
例えば、新築に越してくる際にゴキブリがダンボールに卵を植え付けている可能性があります。
他にも、荷物などの新築時に持ち込んだ「家電、家具、家財道具」にゴキブリの卵が付いていることもありえるでしょう。
ゴキブリの卵が孵化しているのに気が付かずに生活していると、やがて増殖して巣を作り出し部屋中を駆け回るようになります。
理由②:「人の出入りの時に一緒に入る」
新築物件でも家の玄関からや洗濯物を取り込む時に、網戸を開けたタイミングでもゴキブリが侵入します。
予防するのは非常に難しいですね。
特に、このケースは昼間などに、ゴキブリが侵入してくることがあります。
ゴキブリ駆除用のスプレーでは自分に向って飛んで来ることもあります。
そのため、即効性はないですが「エサ(毒餌)」を食べて死滅させる方式が一番効果的でしょう。
ゴキブリの死骸は掃除機などで吸い込んでしまえば、自身の手を汚す事もないのでオススメです。
理由③:「排水溝(お風呂、ベランダ、シンク、洗濯機etc)」
排水溝もしくは排水管はゴキブリが侵入してくる経路として非常に有効です。
基礎の下から配管と建物の間に数ミリの隙間(スペース)があると簡単に入り込んできます。
なので、排水溝などの侵入経路をなるべく金属テープなどで隙間埋めても良いでしょう。
又、排水トラップの無い排水口は下水道からゴキブリが入り込んできます。
新築物件にある排水管経路を一度チェックしてゴキブリの進入路を無くしましょう。
理由④:「ベランダから侵入してくる」
ゴキブリは飛ぶのでベランダまで到着すると、窓や網戸の隙間からいとも簡単に侵入してきます。
ちなみに、野生のゴキブリは家以外だと、まさにやぶの中に身を潜めています。
自然界のゴキブリは落ち葉など食べて栄養に変えているので、隣近所のお庭からあなたの家に入り込んでくることもあります。
大きいゴキブリの成虫だけなら室内(部屋)で繁殖するよりも、外部(庭や近所の公園など)から入ってきた可能性も考えられます。
お庭にコンバットを置くと隣家のゴキブリも一緒に呼び込んでしまう危険性があるので注意しましょう。
理由⑤:「玄関ドアや窓から侵入してくる」
多くの人は窓やドアを閉め切っていれば、ゴキブリは入ってこないと勘違いしています。
ですが、ドアや窓、換気扇の隙間から入ってきます。
いくら新築でも前の家からゴキブリ(成虫もしくは卵)を持ち込んでしまう可能性もあります。
なにより、食べ残しなどがしっかりと処理されていない場合、新築だろうが古家だろうが関係なく害虫は寄ってきます
ゴキブリが出る家と出ない家の多いな違いは、生息環境にあります。
ゴキブリが住みにくい環境にすることが大切なのです。
ゴキブリ新築マンションに出るのはなぜ?
新築マンションで頻繁にゴキブリが出る理由として、前の家から持ち込んだ荷物や家具から出ること多いです。
他にも、引っ越しする際に荷造りのために利用した段ボールに卵が付着していた可能性も大いにあります。
それだけ、ゴキブリの生命力はすごいのです。
新築物件に引っ越したと言えど、「家電や家具、食器」など、すべて新調するという人は滅多にいないでしょう。
つまり、前に住んでいた場所かた連れてきたということになります。
他にも、マンション建設時からゴキブリが住み着いている可能性もあります。
マンション施行中に弁当ガラとかの管理が悪いと工事中からゴキブリが住みついていて、その土地や新築マンションに、すでにゴキブリが巣くっていたケースもあります。
新築なのに出たのは、「新築だからゴキブリは大丈夫だろう!!」という無意味な自信が災いとなり、ゴキブリが侵入して巣くう環境を作ってしまったのかもしれません。
さらに、「換気扇から侵入してきた」や「ドアや窓を開けっ放しにしてそこそこな時間放置していた」など、ゴキブリが入り込んでくる要因は色々と理由は考えられます。
新築でゴキブリが侵入してこない家というのは、入り込まないように環境に注意しているから入って来ないだけです。
これが「ゴキブリが出る家」と「出ない家」の違いです。
今の家は密閉性が高いので、ちゃんと注意して対策していれば、ゴキブリは簡単に入ってくるということはありません。
なにより、室内でバルサン焚いて、死滅させたり追い出すことは先決しましょう。
ゴキブリ新築アパートに出るのはなぜ?
新築のアパートでもゴキブリは普通に出ます。
外部からやってきて、窓や玄関の隙間から侵入してくる可能性もあります。
なにより、「お風呂、洗面台、ベランダ、キッチン」などの排水溝や排水管から侵入してくることもありますし、ゴキブリが入り込む要因はそれだけではありません。
例えば、新築のアパートが出来てもすぐ人が居住するわけではありませんよね。
とくに 入居前のアパートは暗く人がいなく窓を閉めきっているので、湿度が高くなり室内がジメっとしていますよね。
季節にもよりますが、高温多湿はゴキブリの大好きな環境です。
新築アパートの入居前は水まわり(排水溝)や、換気口から ゴキブリは簡単に入ってこられると業者さんも言っています。
まずは、バルサンを焚いてから部屋のゴキブリを死滅させよう!
そして、ゴキブリが二度と部屋で増殖しないために「 毒餌(ホウ酸団子)もしくは忌避剤」で害虫を撃退するしか ないでしょう。
ちなみに、害虫はゴキブリだけでなく、ムカデも同じです。
ゴキブリが侵入してくるような家はムカデも侵入してくるので注意しましょう。
ゴキブリ新築戸建に出るのはなぜ?
「新築の戸建てにはゴキブリが出にくい」のではなく、「新しい戸建て(の構造で)は、ゴキブリが出にくい」というのが解釈が正しいでしょう。
つまり、30~40年前の家の構造と最近の家の構造とでは、例えば水回り(洗面台、お風呂、台所)にしても異なります。
例えば、昔はシンク下の配管横に穴が開いていて、その部分からゴキブリが気が付かないうちに潜入してくる場合もあります。
他にも、古くなって床に小さな穴が開いたりすることで、ゴキブリが生息している区域が近ければ、居住空間へ穴を経由して入り込んでくることもありました。
ですから、新築の家であろうが、床下や天井裏、壁の中などにゴキブリが生息している時もあります。
こればかりは、「運」でしょう。
わたしたち人間が生活する場所(新築戸建て)と繋がっていないので、ゴキブリを見ないだけ。
そういう可能性を考慮した上で、家の中(人が居住する空間)には、近頃の家はゴキブリが生息するエリアとは、一般的には繋がっていないもの。
ですが、例えば、建売のケースだと「居住者がしばらくいなかった・・・」という事もあったり、もとより人が内外で入れることから、ゴキブリも侵入することが可能です。
新築の戸建てにゴキブリが出てしまったら、まず最初に「バルサン」を焚いたりして、そして2週間おきにまたバルサンを焚こう!
定期的にゴキブリが棲みにくい環境を作ることで、次第に家の中で頻度は減っていくでしょう。
これでもゴキブリが減らなければ、昔の家と同じように、どこかにゴキブリが侵入できる穴が開いているか、ゴキブリが新築戸建て物件の近くで巣を作っている可能性もあります。
ちなみに、3cmくらいの建築基準法で設置が義務付けられている換気扇程度なら、ゴキブリが入ってくる可能性は十分にあります。
他にも、新築戸建て物件でも窓枠や玄関の扉枠の数ミリの隙間からでもゴキブリが入る可能性はあります。
真夜中など暗くて狭い場所を求めて、窓の扉と枠の数ミリの隙間(スペース)から入って休んでいるゴキブリもいます。
玄関等は特にですけど、人が扉を数分間、開けただけでも、その隙間から家の中に気が付かないうちに入ってくることもあります。
定期的に扉の縁にゴキジェットを振りかけてみましょう。
ゴキジェットはゴキブリだけでなく害虫全般が相当嫌がりますから、扉の隙間から侵入してくる危険性を減らします。
新築でもゴキブリが出る家と古くてもゴキブリが出ない家の違いって何?
新築でもゴキブリが出る家と古くてもゴキブリが出ない家の違いは、「ゴキブリが好きやすい環境であるか否か」という点です。
人の生活状況(環境)の差で違います。
ゴキブリの住み着きやすい生活環境(状態)で、暮らしているとすると新築だろうが人の生活形態が劇的に変化する事は考え難いこと!
なので、家屋の古い、新しいだけでは、ゴキブリの出現率は計れない訳です。
結局、住む場所を変えても生活スタイルを変えないと、一度侵入したゴキブリが少しずつ繁殖していくので、結果として以前のような状態になるのです。
例えば、20年経ってもゴキブリが出ないということは、居住者たちの生活スタイルの中では、ゴキブリの寄生できない環境ということでもあり、侵入してきてもすぐに脱出していきます。
つまり、ゴキブリ対策をして害虫が住み着けない生活形態を心掛けることも大事なのです。
なかでも、髪の毛はゴキブリの栄養素になります。
多くの人が見落としがちですが、髪の毛はこまめに掃除しておこう!
ゴキブリは髪の毛を1本食べるだけど、一定期間生き延びることができます。
ゴキブリが新築に出ないためにはどうしたら良いの?ゴキブリを寄せ付けない対策方法を紹介
ゴキブリは人の生活スタイルに住み着く高温多湿を好む夜行性の強い害虫です。
しかし、「夜行性」というのは夜に動くというわけではなく、暗い場所で活発になるというだけなので、昼間に動かないわけではありません。
つまり、ゴキブリ対策に時間は関係ないのです。
それを踏まえたうえで、下記にゴキブリの総合対策を見ていきましょう。
基本的対策(バルサンなどの燻煙剤など)
ゴキブリの活動期入りに1度補完駆除としてその2~3週間後にもういちど焚きましょう。
盛期の7月~8月の夏場に1度バルサンを焚き、秋冬はゴキブリの越年対策として休眠期入り前に1度。
侵入阻止対策(すき間を塞ぐなど)
エアコン(室内機)や水周りの配管に数ミリのすき間があれば、テープか何かで塞ぐようにしましょう。
また、換気扇や窓、玄関、ベランダなど稼動部にはまちぶせ剤などを使用すると良いでしょう。
毒餌剤もしくは忌避剤対策(ブラックキャップなど)
糞や仲間の死骸などを栄養素として食すゴキブリの習性を利用し二次駆除できる。
即効性はないですが、根本的な解決につながります。
毒餌だけでなく、ゴキブリが生息しにくい環境を作ることも大切!
ぜひ、実践してみよう。
直撃殺虫剤対策(ゴキジェットなど)
ゴキブリを発見した際に、即座に対処するため格要所に配備して置く。
他にも、熱湯を掛けると即死し、洗剤をかけると窒息死します。
殺虫剤が無い場合は、これらを駆使しても良いでしょう。
捕獲器対策(ゴキブリホイホイなど)
ゴキブリが侵入経路付近に置くことで、効果が実感できる利点が有ります。
給水阻止対策をしよう!
想定できるだけの「湿気物、水分」の除去掃除の徹底と管理。
ゴキブリは乾燥が苦手なので、除湿器やエアコンを使って室内を乾燥させると良いでしょう。
冬場であれば、外出時に窓を全開にして出かけると良いかもしれません。
給餌阻止対策をしよう!
ゴキブリはあらゆるものを餌とするので除去掃除の余すことなく管理しましょう。
特に、掃除機をかけて「食べこぼし、髪の毛、ホコリ、フケ」などを除去して、ゴキブリのエサを無くすようにしましょう。
すき間対策(ゴキブリワンプッシュ)
隙間にゴキブリが逃げ込んだり、「家具や冷蔵庫の裏」に潜んでいるすき間にワンプッシュすれば、害虫が追い出されてでてきて死ぬ。
物理的対策(叩く、踏みつける)
目にしたゴキブリは絶対に見逃さず速効駆除。
油断なく状況に適切なゴキブリの総合対策の継続が重要です。
燻煙剤などの利用している時は、「誘引剤使用の毒餌剤・忌避剤・ゴキブリホイホイ等」は薬剤の干渉を避けるため一時撤去の理想的です。
ゴキブリ新築マンションやアパートや戸建に出るのはなぜ?どこから?~まとめ
このページであなたのお悩みは解消されたでしょうか?
新築だからゴキブリは入ってこないと考えている人も多いですが、ゴキブリは「換気扇、排水溝、排水管、窓や玄関のわずかな隙間」など、あらゆるところから侵入することが出来るのです。
つまり、建物が古い新しいというのはそこまで重要ではありません。
新しい家でも、ゴキブリが生活しやすい環境であれば、ゴキブリが住み着いて卵を産み、やがて巣を作る可能性もあるのです。
このページを参考にして、日常的なゴキブリ対策をしましょう。
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