家に居ると、毎年のように遭遇するのがゴキブリですが、そんなゴキブリは何処から入ってくるのでしょうか?
マンションの高層階でも高級ホテルでも必ずゴキブリは生息していますよね。
では、ページを読み進めて知っていきましょう。
ゴキブリどこから入ってくるの?ゴキブリの侵入経路を解説
お風呂場や浴室のゴキブリはどこから入ってくる?
ゴキブリは1.5mm~13mmの小さいスペースがあれば簡単に入って侵入できます。
例えば、窓を閉めても1.5mmの隙間は出来てしまいます。
お風呂場や洗面台、キッチンの排水溝とか換気扇とか穴は十分あります。
「高層階だから大丈夫!!」と安心している人も多いですが、ゴキブリは15階のベランダの排水溝からも侵入してくるのです。
ゴキブリはどんな場所でも穴があればいとも簡単に入り込んで来る最強の虫です。
シャワーを浴びて、水も排水溝に向けて流れているのにも係わらず、流されては現れ、流されては発生します。
押し入れのゴキブリはどこから入ってくる?
ゴキブリは押し入れでも、数ミリの隙間さえあれば、簡単に侵入してきます。
押し入れの引き戸に数ミリでも隙間があったらゴキブリは侵入してくるでしょう。
日中は高温多湿である「押し入れ」などに身を潜め、繁殖する場合もあります。
押し入れに近い場所で言えば「コンセントの中」とかからも侵入できてしまいます。
ゴキブリは湿度が高くてちょっと暖かい場所に潜んでいることが多いので、そう言った意味では押し入れは絶好の場所とも言えるのです。
エアコンに出るゴキブリはどこから入ってくる?
エアコンから出るゴキブリは「天井と壁の隙間、窓やドア、家の排水管」などの小さな隙間など、あるだけ全部のスペースから侵入してきます。
ちっちゃいゴキブリであればコンセントからでも侵入できます。
また、エアコンなどの空調設備の除湿水排水用のドレンホース(外に排水するホース)も劣化していたり、防虫キャップをしていないとゴキブリが潜り込むこともあります。
エアコン洗浄などの清掃を行なってもその場しのぎの効果!
なので、1週間過ぎたらどこらともなくゴキブリが侵入して来て再度同じ状況になってしまうでしょう。
しかし、マンションの高層階(3階~6階以上)に住居のケースだと、僅かに少なくなる傾向にあります。
一般的にゴキブリは戸建住宅(一軒家)が多い傾向にあります。
または、エアコン内部に卵を産んでいた危険性もあります。
洗濯機のゴキブリはどこから侵入してくるの?
ゴキブリは洗濯機用の排水トラップからも入り込んできます。
常日頃は排水トラップに水が貯まっており「ネズミ、虫、臭い(悪臭)」が上がってくるのを予防します。
なので、ゴキブリに限らず、洗濯機の下から洗濯槽の中に侵入することは構造上できません。
しかし、洗濯機を長期間使用しないと排水トラップ内の水が乾燥してトラップ効果が無くなり虫が発生します。
また、場合によっては洗濯槽内でゴキブリ以外にも、ムカデ等が現れることもあるため、真正面から潜り込むケースもあります。
そこで、排水トラップなどの侵入経路の近くに「毒餌」を設置するのもオススメです。
即効性はありませんが、「毒餌」はゴキブリを根本的に死滅させます。
ぜひ、検討してみよう。
キッチン(台所)に出るゴキブリは何処から入ってくるの?
キッチンの排水口から繋がっている箇所(床から出ている塩ビ製のパイプの部分)に数ミリのスペースがあれば、ゴキブリの出入りは簡単です。
ゴキブリは高温多湿な環境を好むのでキッチンは住みやすい環境になります。
これは古い家だけでなく、新築の建物や住宅にも該当します。
そこで、解決手段は隙間を塞いでしまうことです。
また、家庭によってはキッチンのガスコンロからゴキブリが出てくることも事実ある話です。
小さな隙間さえあれば、どこからでも侵入できるのがゴキブリの習性です。
車内に出るゴキブリは何処から入ってくるの?
車にゴキブリが出てきた場合は、外窓やドアの隙間から侵入してくるケースがほとんどです。
例えば、2週間前に購入したばかりの新車でもありえる話です。
車の中で飲食したり、地下駐車場でドアを開きっ放しにしていると、ゴキブリはあっさりと入ってきます。
稀なケースだと、ゴキブリが卵を産んでいて車中ですくすく成長していった可能性もあります。
車の中は高温多湿ですし、「ホコリ、飲食の後、髪の毛、フケ」などゴキブリが生活する環境に最適なのです。
特にゴキブリは髪の毛があれば、生き抜くことができます。
車内はゴキブリにとって、非常に繁殖しやすい環境なのです。
密室や寝室に出るゴキブリは何処から入ってくるの?
密室や寝室にゴキブリが出た場合、多くの人が部屋を閉め切っていると言います。
ですが、その部屋で生活していて窒息しないと言うことは、空気が出入りする隙間(スペース)があるということになります。
たとえば、サッシの窓を閉めれば、ゴキブリは入って来ないと考えるでしょうがそんなことは無いのです。
サッシのレールには戸車で乗っかっているわけですが、その車の無い部分は数ミリの隙間がありスカスカなのです。
寝室も同じことが言えますし、「ホコリ・髪の毛」が多いので、ゴキブリが出やすいのも事実です。
玄関扉だって周囲が完全に密閉されているわけではありません。
一方の虫はクモやゴキブリにせよ、生まれたては1~2mmしかなく、どんな隙間でもするりと抜けられます。
自宅ではゴキブリが二階のベランダで待機していて、洗濯物を干したり、取り込んだりしている間に開けたササーっと入ってきます。
あなた自身が玄関の扉を開けている時間だけでも虫から見れば十分に侵入できる時間です。
また、侵入してきたときは小さかったとしても、2ヶ月もあればゴキブリは大きく成長しますし、卵を産んでいることもあります。
冷蔵庫に出るゴキブリはどこから入ってくる?
コンセントや排水溝から侵入できるゴキブリにとって、
冷蔵庫は潜伏する(住み着く)のに最適な環境です。
よく見失ったゴキブリが潜伏している場所ですね。
多くの家庭でも冷蔵庫の裏側にゴキブリがピタっと張り付いている傾向にあります。
秋冬の季節で気温が低くなっても、冷蔵庫や家電製品は熱を発するので快適に過ごせる環境条件です。
高層マンションでも関係なく入ってきまず。
なので、お隣のベランダから入ってくることもありますし、ダンボールはゴキブリが卵を産んでいるケースが多いので、宅配荷物に付いてくることもあります。
「2階・3階・4階・5階・6階」に住んでいるのにゴキブリはどこから入ってくるの?
高層マンションや2階3階建て住宅に住んでいる人は、ゴキブリが入ってこないと勘違いする人は多いですが、高い場所に住んでいてもゴキブリは普通に侵入してきます。
「排水溝・壁・ドレンホース」など数ミリの隙間(スペース)さえあれば、容易に入り込んできますし、羽が付いているので飛ぶことも可能です。
さらに、ネット通信の商品が届いた際に、梱包してあるダンボールに卵が植え付けられていたこともあり得る話です。
また、ゴキブリの恐ろしいところは生命力と繁殖力です。
一匹でも侵入することができれば、30匹以上の幼虫を散乱することができます。
30匹の幼虫が卵から孵る(かえる)と、その30匹が30匹の幼虫の卵を産んだら900匹のゴキブリが誕生します。
つまる、高層マンションでもゴキブリは生息していますし、むしろ高層ビルは大量のゴキブリが住み着いていると言われています。
自宅の玄関に出るゴキブリはどこから入ってくる?
自宅の玄関を閉めていても侵入することは可能です。
たとえば、玄関枠などの小さな隙間から入ってきます。
玄関の場合、昼間などに外から侵入してくることもあります。
もちろん、通常であれば閉じた玄関から侵入することはありません。
ですが、コーキング等の劣化によって隙間が数ミリでも発生することで、小さなゴキブリであれば難なく侵入してきます。
また、立て付けの悪い玄関扉だった場合、扉が閉まりきらずに侵入してくることもあります。
マンションに出るゴキブリはどこから入って侵入してくる?
キッチンのシンク下の配管とのジョイント部分に隙間があれば、ここから、ゴキブリやネズミが来ます。
部屋を開けていたタイミングに入ってくる可能性は皆無ではありません。
ですが、ゴキブリの生態は基本的に夜行性で昼間の暑い乾燥した時間帯はそれほどまで動きません。
むしろ配管を登ったり下水道などから侵入するのは、ゴキブリにとって朝飯前なのでそっちの方がはるかに侵入する危険性は高いです。
また、新築マンションであってもゴキブリを目にする可能性は十分考えられます。
ゴキブリは飛んできますが、習性としては在宅1~2軒の面積と行動範囲はそこまで広くありません。
外部からゴキブリが侵入する場合はひと夏に1匹~5匹が妥当な数です。
しかし、ゴキブリの侵入を許して長らく生息する場合は、繁殖(1匹のゴキブリが30匹の幼虫を産む)を始めますので話が違います。
高層マンションでも「毎年1匹~2匹は見ている」という人は多くいますが、外からでもゴキブリはやって来ることができます。
もしもゴキブリに侵入されても居座られて繁殖する前に撃退しましょう。
ゴキブリの寿命や生命力を侮ってはいけません。
ちなみに、家で繁殖しているか否かを判断するのは、
ゴキブリの居そうな場所(冷蔵庫の裏や家具の下)で黒ゴマのような糞の有無で確認しましょう。
なお、建物を含めて近隣でベランダガーデニングをしているならば、その土に卵が植え付けてあったりするので、そこから幼虫が孵り、発生する可能性がありますし、隣でゴキブリが繁殖して侵入してくる場合もあります。
(このケースはクロゴキの場合で、チャバネは飲食店が活動ほとんどですが侮れません。)
ベランダの排水管を登って来るゴキブリがいるのも忘れてはいけません。
ゴキはゴミ捨て場だけでなく、色んな場所に居ますし飛びますので、
「全く出ないようにする」といのは困難ですが、自宅で繁殖させないようにするというのがひとまず基本です。
「ゴキブリが出ない家」の共通点は、清潔度です。
ゴキブリの弱点を知り、「ゴキブリが出ない家」の特徴を参考するのも有効です。
2階建ての新築一軒家(一戸建)に出るゴキブリはどこから入って侵入してくる?
ゴキブリには羽が付いていまず。
なので、大きなゴキブリだと外から侵入してくる可能性もありますが、小さなゴキブリになると新築住宅でも排水管からの侵入も確率的にはありえます。
フィルターを付けるなど対策を施した方が賢明でしょう。
ゴキブリは冷蔵庫の裏等の隙間を好みます。
何処から来るのか調べる際は、怪しい箇所にゴキブリホイホイかブラックキャップなどの食毒剤を仕掛けてみましょう。
ゴキブリがほとんど出てこない家では「排水管や排水溝、シンク」は100%フタをしていますし、お風呂の排水溝を閉めたら出なくなるケースもあります。
また、ガーデニングの趣味があれば、そちらの用具(プランターや植木バチ、土等)からゴキブリが侵入することも想定できます。
ゴキブリを家に寄せ付けない機械として、意外にも「LED式のネズミ駆除器」が優秀です。
警戒心のある生き物に効果テキメンで、ゴキブリだけでなく「ネズミやハクビシン」ですら逃げ出して、家に寄り付かなくなります。
「20数年来ゴキブリで悩まされていたお宅から、もう5年以上もゴキブリがを見なくなった!!」という報告も寄せられているほど、その効果は折り紙付きです。
一人暮らしのアパートに出るゴキブリはどこから侵入して入ってくる?
ゴキブリがいる背景としては近くに、食べ物や飲み物がある事です。
✔例えばアパートの近所に飲食店がある。
✔アパートの近くにごみ捨て場がある。
✔自宅に、生ゴミが散らばってる、近くに藪等昆虫が生息している場所がある。
理由(原因)は様々ありますが、一番に最悪なケースは隣接している階(部屋)にごみ屋敷がある事です。
この場合だと「ラーメン屋が設置されている建物」よりもゴキブリが多いでしょう。
また、湿気を含んでいる洗濯物にもゴキブリは引き寄せられていきます。
もしくは、お届け物や玄関ドアの隙間やポストから入ったケースもあります。
「キッチンの下の戸棚に隙間がないか?」、「換気扇の隙間がないか?」確認することが重要です。
ゴキブリの侵入経路は考えている以上に色々あります。
意外と小さな隙間からでも潜り込みますし、メスだと卵を産み付けている可能性もあります。
また、ゴキブリは絶命するときに仲間を呼ぶので、潰して殺すときは注意する必要があります。
「黒くて硬いものが(卵)落ちてないか?」ペシャンコにして殺したらビニールに入れて処分しましょう。
それが嫌なのであれば、熱湯をかけるのがおすすめ!
ゴキブリを即死させる一番の方法は熱湯をかけることです!
実は、ゴキブリは熱湯をかけると細胞が破壊され、即死します。
ゴキブリどこから入ってくる?マンションは?2階一軒家一戸建ては?~まとめ
このページであなたのお悩みは解消されたでしょうか?
ゴキブリは外からだけでなく、排水溝からもいとも簡単に侵入してきます。
また、自分が密室空間だと思っていても、数ミリの隙間さえあれば、簡単に侵入してきますし、卵を植え付けている可能性もあります。
なので、ゴキブリを一匹でも見つけたら、繁殖させないように対策する必要があります。
ゴキブリの弱点を知ることで、簡単に対策できるものです。
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